米粉パンとは思えない柔らかさと底のカリカリがクセになる 準グランプリ受賞の『もちカリッ塩パン』
3/11(月)~東京マリオットホテル1階 Pastry&Bakery GGCo.にて発売開始
旅するパンマニア 片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは!」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。
今回紹介するエリアは東京・品川。
徒歩で行くのであれば、京急の北品川駅から7分。品川駅からも無料の送迎バスが出ている東京マリオットホテル。そちらの1階にある Pastry&Bakery GGCo.
2024年1月に開催された「『第1回おいしい米粉パンコンテスト』in やまがた」に参加した東京マリオットホテルのベイカーである中村萌(なかむらもえ)氏が準グランプリ、およびマイ米粉パン賞の受賞を記念し、受賞作品の「もちカリッ塩パン」を2024年3月11日(月)より東京マリオットホテル1階Pastry&Bakery GGCo.にて発売したというので行ってきました。
「おいしい米粉パンコンテスト」は山形県主催による米粉の利用拡大・需要拡大を促進するため、米粉パンへの関心を高めることを目的とした大会で今回が初めての開催。
今回、東京マリオットホテル様の協力により、もちカリッ塩パンを無償で提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
もちカリッ塩パンを実食
もちカリッ塩パンは、米粉を50%配合しオーストリアの伝統的なテーブルロール「ザルツシュタンゲン」のようなフォルムで、米粉特有のもちもち感と香ばしく焼き上げた表面のカリッと感の2つの異なる食感が楽しめる一品。ちなみに原材料の一部には井上牧場の米粉「つや姫のおいろなおし」や庄内浜の塩など山形県産のものを使用しているそう。
とにもかくにも驚いたのは食感!!昨今、グルテンフリーやヴィーガンなどに関心のある方が増えているからか米粉のパンを食べる機会も増えてきてはいるのだけれど、米粉はやはりどことなく固さを感じるものが多くて、普段使いで食べたいと思えるものがなかったのが正直なところ。
しかし、こちらのパン、断面を見るとキメが詰まっているので、しっかりした食感なのかと思われるかもしれませんが、そんなことはなく、もっちりしていて、米粉とは思えない舌触り、柔らかさなのです。
また、お気に入りが底の部分。バターの油分があふれ出たからなのか、揚げたようなカリッとした食感で生地が柔らかい分、そのコントラストがたまなく美味しいです。何かをサンドしても合うとのことですが、個人的には塩パンそのものを堪能して欲しい一品です。はい。
Pastry&Bakery GGCo.
住所:東京都品川区北品川4丁目7-36 東京マリオットホテル1階
電話番号:03-5488-3929
営業時間:10:00~