北海道産小麦と天然酵母のベーグルがずらり！大人な横浜パン旅をナビゲート！

旅するパンマニア　片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国の美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く１万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは！」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。

みなとみらい線の馬車道駅（6番出口）から徒歩4分のところにあるOven Bagel。本店は京浜急行の金沢文庫駅にあるのですが、2024年9月に馬車道店がオープンしたというので行ってきました。ちなみにJRから行く場合は関内駅（北口）が最寄りで徒歩10分くらいです。

ビルの一角にあり、目的を持って行かないと通りすぎてしまいそうな場所ではあるのですが、オフィス街ということもあり美味しいとの噂を聞きつけたお客さんの姿もありました。

北海道産の小麦「キタノカオリ」を使用し、天然酵母でゆっくりと発酵させたベーグルはプレーンなものはもちろん、具材がトッピングされたもの、入店してすぐのケースに陳列されたサンドなど、どれにしようか迷ってしまうほど多くの種類が陳列されています。

りんごと紫芋クリームチーズ、くるみクランベリーを実食

季節のベーグルだというりんごと紫芋クリームチーズは、紫いもを練りこんだ生地に山形県産のりんごとクリームチーズが包みこまれています。

見た目の鮮やかさに惹かれて購入。生地自体はもっちりしていながらもしっとりしていて、紫芋部分がほんのり甘く、ほっくりした芋の味わいがたまりません。時折感じるりんごのしゃっきり食感と酸味、クリームチーズはそこまで多く入っていないので紫芋とりんごの旨味を堪能できる一品。

りんごと紫芋クリームチーズよりも生地がギュッとつまっているくるみクランベリー。くるみとクランベリーはゴロっとというより、小さめにカットされているので、どこを食べてもプチプチっとした食感が楽しめます。クランベリーの甘酸っぱさの後をくるみの香ばしさが追いかけてきて、それらを生地自体の旨味で包みこんでいる感じ。噛めば噛むほど味わい深いベーグルです。

店内にイートインコーナーはなくテイクアウト専門ですが、山下公園までは徒歩で10分くらい。ぶらり散歩がてら、公園のベンチで頂くというのも良いのではないでしょうか？