伊佐須美神社【会津美里町】今年は2000個の御涼風鈴 その音は涼やか
飲食、観光、会津ぶらぶら。朝寝、朝湯が大好きな あいづ くらし、です。
(庄助さんばりのダメ人間みたいな自己紹介ですが、そこはご笑覧)
伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)
伊佐須美神社は、奥州二宮と讃えられる全国でも屈指の社格と歴史を誇り、会津総鎮守と称されてきた神社になります。
由緒によれば、二千有余年前、第10代崇神天皇に諸国鎮撫の為に遣わされた大毘古命とその子 建沼河がこの地にて行き逢い、神事を行ったのが伊佐須美神社となり、以来、この地を「会津」と呼ぶようになったとされています。
御涼風鈴
伊佐須美神社の夏の行事となった感のある、御涼風鈴と花手水。
最近は多くの寺社でも行われているようですが、伊佐須美神社ならではの雰囲気が楽しめます。
鳥居を潜り、参道を進んで、振り返ったところ(鳥居方向を見ている)。
写真左にあるのが宝物殿。
右には菅原神社があります。
振り返っているので、参道を入ってくると逆に見えます。
参道は真ん中を避けて歩くのが作法とされます。
参道の真ん中は神様の通る道(正中、せいちゅう)と呼ばれ、これを避けるのが良いとされているようです。
日本の神様は懐が広いので、真ん中を歩いたからといって問題はありません。単に礼儀的なもの。
楼門。
平成元年(1989年)の造営で2億円也。
材木は青森のヒバ、石材は岐阜の白御影石。
以前にあった神門は東門に移されているので、今でも見ることができます。
参道を横切る時や中央では、神前に向かって一礼すると良いです。
楼門手前、写真左に手水舎があります。
手水舎、花手水(はなちょうず)
短冊もあって華やか。
コロナ禍以降、手水舎からは、柄杓を使わなくても手が清められるように、水出しがついています。
竹状のもので水を誘水しています。
一時、取り払われていた柄杓は戻されているので、柄杓は使っても使わなくてもお清めができます。
花手水が華やかで気持ちいい。
楼門
楼門は近くで見ると、いかにも威風堂々。
門にも風鈴が吊るされていました。
厄払いの音です。
風が通って、風鈴が鳴ります。
冷涼な響き。
社殿
楼門から見た社殿(正面の建物)。
社殿は2008年(平成20年)に不審火による火災で焼失しています。
仮社殿とされてますが、これはこれでいいように思います。
器は問題じゃありません、そこに宿るのは神様ですから。
二礼二拍手お祈り一礼
その前に賽銭と鈴を鳴らします。
沢山お祈りしました。
家族の事や、健康の事や、招福の事や。
心配事が多いですから、仕方ありません。
これから一年、あと一年、と無事に年を刻んでいければ何よりです。
鳥居
三々五々、沢山の人が訪れていました。
風鈴、陽に輝いてます。
三々五々:あちらこちらから、少人数の人たち(3人、5人と)。
菅原神社
参道の途中に菅原神社が祀ってあります。
会津には、「会津の天神様(菅原道真)」と呼ぶ、胴体が張子で作られた人形があります。
桃の節句に、女の子にはお雛様、男の子には会津の天神様を飾る風習があって(ウチは年中飾ってますが)、会津では、かなり身近な神様。
【伊佐須美神社】
住所:(参拝者駐車場) 〒969-6263 福島県大沼郡会津美里町宮林甲4377
伊佐須美神社ホームページ
伊佐須美神社インスタグラム
伊佐須美神社ツイッター
地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)
御涼風鈴は、2023年8月27日(日)まで。
ライトアップも行われています。
ライトアップは日没から21時(PM9時)まで。
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