伊佐須美神社【会津美里町】今年は2000個の御涼風鈴 その音は涼やか
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aizukurashi/article/00533501/top_1690190341190.jpeg?exp=10800)
飲食、観光、会津ぶらぶら。朝寝、朝湯が大好きな あいづ くらし、です。
(庄助さんばりのダメ人間みたいな自己紹介ですが、そこはご笑覧)
伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)
伊佐須美神社は、奥州二宮と讃えられる全国でも屈指の社格と歴史を誇り、会津総鎮守と称されてきた神社になります。
由緒によれば、二千有余年前、第10代崇神天皇に諸国鎮撫の為に遣わされた大毘古命とその子 建沼河がこの地にて行き逢い、神事を行ったのが伊佐須美神社となり、以来、この地を「会津」と呼ぶようになったとされています。
御涼風鈴
伊佐須美神社の夏の行事となった感のある、御涼風鈴と花手水。
最近は多くの寺社でも行われているようですが、伊佐須美神社ならではの雰囲気が楽しめます。
![伊佐須美神社(いさすみじんじゃ) 御涼風鈴](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aizukurashi/article/00533501/internal_1690190596666.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
鳥居を潜り、参道を進んで、振り返ったところ(鳥居方向を見ている)。
写真左にあるのが宝物殿。
右には菅原神社があります。
振り返っているので、参道を入ってくると逆に見えます。
参道は真ん中を避けて歩くのが作法とされます。
参道の真ん中は神様の通る道(正中、せいちゅう)と呼ばれ、これを避けるのが良いとされているようです。
日本の神様は懐が広いので、真ん中を歩いたからといって問題はありません。単に礼儀的なもの。
![伊佐須美神社(いさすみじんじゃ) 楼門](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aizukurashi/article/00533501/internal_1690190839128.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
楼門。
平成元年(1989年)の造営で2億円也。
材木は青森のヒバ、石材は岐阜の白御影石。
以前にあった神門は東門に移されているので、今でも見ることができます。
参道を横切る時や中央では、神前に向かって一礼すると良いです。
楼門手前、写真左に手水舎があります。
手水舎、花手水(はなちょうず)
![伊佐須美神社(いさすみじんじゃ) 手水舎](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aizukurashi/article/00533501/internal_1690191127876.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
短冊もあって華やか。
![伊佐須美神社(いさすみじんじゃ) 手水舎](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aizukurashi/article/00533501/internal_1690191271100.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
コロナ禍以降、手水舎からは、柄杓を使わなくても手が清められるように、水出しがついています。
![伊佐須美神社(いさすみじんじゃ) 花手水](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aizukurashi/article/00533501/internal_1690191455254.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
竹状のもので水を誘水しています。
一時、取り払われていた柄杓は戻されているので、柄杓は使っても使わなくてもお清めができます。
花手水が華やかで気持ちいい。
楼門
![伊佐須美神社(いさすみじんじゃ) 楼門](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aizukurashi/article/00533501/internal_1690191783535.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
楼門は近くで見ると、いかにも威風堂々。
![伊佐須美神社(いさすみじんじゃ) 楼門](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aizukurashi/article/00533501/internal_1690191988703.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
門にも風鈴が吊るされていました。
厄払いの音です。
風が通って、風鈴が鳴ります。
冷涼な響き。
社殿
![伊佐須美神社(いさすみじんじゃ) 社殿](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aizukurashi/article/00533501/internal_1690193308898.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
楼門から見た社殿(正面の建物)。
社殿は2008年(平成20年)に不審火による火災で焼失しています。
仮社殿とされてますが、これはこれでいいように思います。
器は問題じゃありません、そこに宿るのは神様ですから。
![伊佐須美神社(いさすみじんじゃ) 社殿](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aizukurashi/article/00533501/internal_1690193596164.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
二礼二拍手お祈り一礼
その前に賽銭と鈴を鳴らします。
沢山お祈りしました。
家族の事や、健康の事や、招福の事や。
心配事が多いですから、仕方ありません。
これから一年、あと一年、と無事に年を刻んでいければ何よりです。
鳥居
![伊佐須美神社(いさすみじんじゃ) 鳥居](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aizukurashi/article/00533501/internal_1690194336733.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
三々五々、沢山の人が訪れていました。
風鈴、陽に輝いてます。
三々五々:あちらこちらから、少人数の人たち(3人、5人と)。
菅原神社
![伊佐須美神社(いさすみじんじゃ) 菅原神社](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/aizukurashi/article/00533501/internal_1690194718546.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
参道の途中に菅原神社が祀ってあります。
会津には、「会津の天神様(菅原道真)」と呼ぶ、胴体が張子で作られた人形があります。
桃の節句に、女の子にはお雛様、男の子には会津の天神様を飾る風習があって(ウチは年中飾ってますが)、会津では、かなり身近な神様。
【伊佐須美神社】
住所:(参拝者駐車場) 〒969-6263 福島県大沼郡会津美里町宮林甲4377
伊佐須美神社ホームページ
伊佐須美神社インスタグラム
伊佐須美神社ツイッター
地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)
御涼風鈴は、2023年8月27日(日)まで。
ライトアップも行われています。
ライトアップは日没から21時(PM9時)まで。
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