☆白ベージュカラーで肌補整力と透明感を両立！「トーンアップ」な下地

全アイテムのなかでも、最も勢いがあったのはファンデーションや化粧下地カテゴリー。ポイントメイクの傾向が〝うす盛り″が続いていることから、美肌をつくるベースメイクに注目が集まりました。

なかでもヒットしたのが、肌色を明るく見せる「トーンアップ」な下地。メイクアップ編のベスコスでもエントリーした「SUQQU　ザ プライマー」や「NARS　ライトリフレクティング トーンアップヴェール」では複数のパールをブレンドすることで、光を柔らかく拡散。白浮きせずに肌に透明感を与えるという、上品なトーンアップを実現しています。

また、「エトヴォス　 ミネラルインナートリートメントベース」では、グレージュカラーが肌補整とトーンアップを両立させています。いずれもスキンケア効果に優れていることもあり、うるおい感やもちのよさでも話題になりました。

☆透明感を引き出す、令和の「青みピンク」ブーム！

ナチュラルさに透明感を足したような、どこかAIっぽい肌づくりがトレンドのいま。メイクもそれにあわせるように、血色感を透けさせたような‟青みカラー”のメイクアップが席巻しました。

リップでは、「YSL ラブシャイン キャンディ グロウ バーム 44B」が青み系ピンクとして人気。〝YSLといえば青みピンク″というトレンドは約40年前から時代にあわせて登場していますが、今回は約85％がスキンケア成分という構成で生ツヤ＆ボリューム感でヒットを記録しています。

また、チークでは「SUQQU　ブラーリング カラー ブラッシュ　06 透重」の青みハイライトが全6色のなか、発売後の売り上げも圧倒的な人気に。肌トーンを問わずに使える青みチークとして世代を問わずに売れています。

☆睡眠改善ブームがコスメにも波及！「夜間美容」がヒット

アフターコロナやメジャーリーガーの大谷翔平選手の〝長眠効果″など、睡眠トレンドがスキンケアにも波及。今期はナイトケアが豊作でした。

スキンケアのベスコスでも紹介した「ソフィーナ iP ゴールデンタイムリペア 深夜浸透クリーム」や、40年以上の夜間美容研究を続けているエスティ ローダーから発売された「アドバンス ナイト リペア オーバーナイト トリートメント」、ナイトケアビューティブランドとして注目を集めている「YOLU」の「カームナイトドリーミング　バスタブレット」など、デパコスからプチプラまで、幅広いブランドでリラックスした夜時間を過ごせるようなアイテムが発売されました。