Yahoo!ニュース

【2024下半期 NEWSなベスコス~メイクアップ編】薄膜美肌ベース&立体感メイクで今年の顔に!

加藤智一美容ジャーナリスト・エディター
出典:SUQQU、コスメデコルテ、THREE、copyright CHANEL

アフターコロナ以降、“薄膜仕立て”で美肌に見せるトレンドが定着したことから、下半期のメイクアップでは高機能な化粧下地カテゴリーが豊作に! ファンデーションも薄膜リキッドが躍進しています。また、ポイントメイクでは薄膜美肌を引き立てるような、質感で魅せるアイシャドーと、唇に寄り添うように発色するリップが注目を集めました。

☆1万円超えなのにスマッシュヒット! 大人肌を格上げ「SUQQUの究極下地」


ザ プライマー  SPF15・PA+ 30g ¥11,000 出典:SUQQU
ザ プライマー SPF15・PA+ 30g ¥11,000 出典:SUQQU

数ある新作化粧下地のなかで、美肌補整に際立っていたのがSUQQUの最高峰ベースメイクシリーズから発売された化粧下地「ザ プライマー」です。その特長は、3色・4種類のパールを配合することで、生の躍動を感じられる光沢を演出できること。

多彩な光で肌色を明るく飛ばすことで、上品でやわらかな艶とハリを引き出せるのが魅力。「この下地さえあれば、ファンデーションの量が少なくて済む」と、いつものファンデーションを格上げしてくれる傑作です。

☆薄膜なのに乾かない! 美しい艶が続く「コスメデコルテの薄軽リキッド」


ゼン ウェア グロウ SPF20・PA++ 30mL 全10色 ¥7,700 出典:コスメデコルテ
ゼン ウェア グロウ SPF20・PA++ 30mL 全10色 ¥7,700 出典:コスメデコルテ

「カバー力や保湿力が必要な一方で、透明感やつけ心地の軽さも求められる」というハイパフォーマンスなファンデーションが求められているいま。ベストファンデと呼ぶに相応しいのがコスメデコルテのリキッドファンデーション、「ゼン ウェア グロウ」です。

SUQQUでもお伝えした通り、新作の化粧下地は素肌をきれいに整えることに優れているため、そんな下地肌を引き立てながらも、ファンデーションとしての役割を果たせることが必要になります。

こちらのファンデは薄膜とみずみずしい輝きによって、下地肌のナチュラルさを維持したまま、うるおい溢れる質感にブラッシュアップできるのが魅力。さらに、やわらかなネットワーク構造を配した化粧膜により、リフトアップしたような上向きな艶が宿るのも秀逸です。

☆4つの質感レイヤードで立体的に魅せる!「THREEの4色アイパレット」

スターゲージングアイシャドウクアッド 01 ¥7,480 出典:THREE
スターゲージングアイシャドウクアッド 01 ¥7,480 出典:THREE

薄膜肌にあわせて、今シーズンの目もとは質感を重ねることで、深みや奥行きを見せるアイシャドーがトレンドになりました。なかでも、THREEの「スターゲージングアイシャドウクアッド 01」は、4色・4つの質感を組み合わせた王道といえる存在に。カラーも肌なじみのいいローズやピンクなど暖色系に、流行のトープ(茶とグレーをあわせた色)を配しており、世代を問わずに使いやすい点で高評価。

加えて、白い膜感やにごりのないパウダーを採用したことで、どの色を重ねても、粉の厚みや色にごりのない仕上がりになり、アイメイク初心者でも思い通りの目もとに仕上がることがベストアイシャドーの決定打となりました。

☆パウダリーな優しい質感が今っぽい「シャネルのふんわりマットルージュ」

ルージュ アリュール リクィッド ヴェルヴェット 202 ¥5,940 出典:シャネル copyright CHANEL
ルージュ アリュール リクィッド ヴェルヴェット 202 ¥5,940 出典:シャネル copyright CHANEL


今期のリップはマットと艶ともに流行していますが、いずれも薄膜美肌に浮かない“なじみのよさ”や“血色感”が定番に。マットなら唇のふっくら感を、艶ならヌーディさを演出できるようなアイテムが支持を集めました。

そんなリップのなかで、象徴的な存在となったのは、シャネルの「ルージュ アリュール リクィッド ヴェルヴェット 202」です。

マットな質感ながら、リキッド特有ののびのよさ、なめらかさが相まって、カラーが唇にふんわりと密着。従来とはひと味違う、フレッシュな洒落顔に仕上がります。しかも、ナチュラルな血色感に近いピンクベージュは美人にもヘルシーにも印象づけてくれる万能カラー。誰もが1本は欲しくなる、今年のベストリップです。

美容ジャーナリスト・エディター

popteen(角川春樹事務所)、ViVi(講談社)、25ans(ハースト婦人画報社)など、女性誌の美容担当を経て独立。女性誌・男性誌・新聞など、さまざまな媒体で執筆。講演・PRアドバイスでも活躍。著書に「お洒落以前の身だしなみの常識」、「思わず触りたくなる美肌をつくる身だしなみメイク」(ともに講談社)などがある。

加藤智一の最近の記事