【2024下半期 NEWSなベスコス~プチプラ編】デパコス技術を応用したスキンケアがそろい踏み!
今期、その進化が著しかったのが“プチプラ”コスメ。配合成分が重視されるトレンドから、デパコス並みに研究開発費を投入したコスメが登場したり、グループ会社が開発した技術を、“ジェネリック的”にプチプラに応用したりと、ひと昔前のカジュアルな印象が強いプチプラとは異なり、大人肌も充分に満足できる、効き目重視のアイテムが目立ちました。
☆構想8年の歳月を費やした“玄米麹発酵液”を配合した「ドリップチューン」
オーガニック・ナチュラルコスメのカラーズとスギ薬局が共同開発したプライベートブランド「ドリップチューン」がエントリー! 最近のトレンドである発酵に着目し、すでに8年前から開発を続けていた玄米麹発酵液を、スギ薬局のプライベートブランド(PB)となる「ドリップチューン」に採用することを決定。
こちらは189種のペプチドを含む、約900種のスキンケア成分が確認されており、もはやデパコスのスター成分にもなり得る成分ですが、スギ薬局のPBというスケールメリットを生かした展開により、全3アイテムともに各2,000円以下という驚きの価格を実現。
さらに、レチノールやナイアシンアミド、ビタミンC・Eも配合しており、ほかのプチプラコスメとは一線を画す、高機能なエイジングケアに仕上がっています。
☆デパコスで採用しているナノカプセル化技術を投入「オルビスのエイジングケア」
プチプラのエイジングケアに一石の投入したのがオルビス。グループ会社であるポーラ化成工業の独自技術であるナノカプセル化技術を採用。毛穴の1/1000サイズで保湿成分を届けることを可能にしました。
しかも、その保湿成分がナイアシンアミド、ビタミンC誘導体、ハトムギ発酵エキスなど、これまた効き目が確かなスター成分がずらり。角質深くまで届けることで、ハリ・くすみなどの年齢悩みに手応えのあるエイジングケアとして仕上げています。
さらに、驚くのが洗顔料、ローション、乳液の3品がいずれも¥1,000前後とプライス! ドラッグストアで購入できるのもメリットです。
☆ビタミンC研究をリードするロート製薬が開発「メラノCCのビタミンCたっぷりマスク」
高濃度ビタミンC美容液で有名なオバジブランドを展開しており、ビタミンC研究をリードしているといっても過言ではないロート製薬が発売したプチプラブランド「メラノCC」のシートマスクがエントリー。
パッケージに大きく主張されていませんが、実はピュアビタミンCとビタミンC誘導体の2種類を配合しており、さらにその効果をサポートするビタミンE誘導体も組み合わせたことで、ビタミンCの美肌効果を充分に堪能できる集中マスクに仕上がっています。
加えて、従来品よりも肉厚なレーヨン素材のシートを採用したことで、たっぷりの美容液が肌にしっかりと浸透するため、もっちりとした保湿感もパワーアップ。商品名に“集中対策”とあるように、大事なイベント前に10日間集中で使うことで、肌をトーンアップさせるのもおすすめです。