「緑アスパラ」と「白アスパラ」←「何が違うの?」料理人の解説に…『早く教えて欲しかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、今が旬の「アスパラガス」はもう食べましたか?
また、好きな「アスパラ料理」はなんですか?自分は間違いなく『豚肉巻き』ですね。なんで、アスパラとべーコンってあんなに相性が良いだろうか…。今夜、寝る前に考えてみます。
もちろん、美味しいアスパラ料理は他にもいっぱいあります。ここまでアスパラ料理について少し話しましたが、皆さんの脳内に現れたのは「なに色」のアスパラですか?多くの方は緑色の「グリーンアスパラ」が脳内に現れたのではないでしょうか。しかし、ご存知の方も多いと思いますが…アスパラというのは「緑色」だけではありません。白色の「ホワイトアスパラ」や紫色の「ムラサキアスパラ」もあるのです!
ムラサキアスパラはあまり見かける機会が少ないですが、ホワイトアスパラはこの頃、たまに見かけるという方も多いのではないでしょうか?
今回は「緑アスパラ」と「白アスパラ」の違いを徹底解説したいと思います。アスパラが好きな方はぜひ、最後までお付き合い下さい!
今回の目次
- 栽培方法は違う?
- 「白アスパラ」が甘いって本当?
- それぞれの美味しい食べ方
- まとめ
栽培方法は違う?
よく、「緑アスパラ」と「白アスパラ」は別々の品種だと思っている方がいます。
しかし、実はどちらも同じ品種です!
「緑アスパラ」と「白アスパラ」の違いは「栽培方法」にあるのです。どのように違うかというと…
・緑アスパラ→日に当てて、栽培されます
・白アスパラ→日に当てずに、栽培されます
日に当てて栽培することで「葉緑素」が生成され濃い緑色になります。逆に日に当たらないようにする「軟白栽培」では白色になります!
※ちなみに「紫アスパラ」は品種が異なります。
「白アスパラ」が甘いって本当?
『ねぇねぇ、緑アスパラより白アスパラの方が甘いらしいよ!』って近所の主婦たちが話しているのを耳にしたことありませんか?これは本当なのでしょうか?
結論からいうと…本当です!!
実は…甘さだけでなく、他の違いもあります。では、どのように違うのか?一緒に見ていきましょう!
・緑アスパラ→やや青臭いがあるが、栄養価は高い。
・白アスパラ→食感が柔らかく、ほんのりと甘みがあるが、栄養面では緑アスパラより劣る。
また、価格も少し変わってきます。白アスパラは少しでも光が当たると穂先に色がついて品質が落ちるので、土で覆い隠して栽培します。このように手間がとてもかかるため、白アスパラは緑アスパラよりも値段が高くなります。
それぞれの美味しい食べ方
では、「緑アスパラ」と「白アスパラ」はそれぞれどんな食べ方が最適なのでしょうか?もちろん、食べ方に関しては人それぞれ好き嫌いがありますので参考程度に見て下さい!
【緑アスパラ】シャキシャキした食感が特徴的です。「茹でる」より「炒める」のがオススメです。また、青臭さが気になる場合は「天ぷら」にするのも◎。例)バター焼き・野菜炒め
【白アスパラ】ひと言でいえば、緑アスパラと真逆です。「茹でる」のが圧倒的にオススメ!例)茹でる・茹でてトッピングとしても◎
まとめ
- 「緑アスパラ」と「白アスパラ」は同じ品種
- 「緑アスパラ」と「白アスパラ」の違いは栽培方法のみ
- 緑アスパラ→やや青臭みがあるが、栄養価は高い
- 白アスパラ→食感が柔らかく、ほんのりと甘みがある
- 白アスパラは緑アスパラよりも値段が高くなります
- 緑アスパラ→バター焼き・野菜炒めがオススメ
- 白アスパラ→茹でて食べるのがオススメ
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