「お椀の蓋が開かない!」←「正しい開け方は?」料理人の回答に…『知っておきたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さんは、最近外食していますか?
お家での食事も素敵ですが、たまには外で味わうプロの料理も格別ですよね!そんな外食の場面で、意外と多くの方が経験するのが…
「お椀の蓋が開かない…!」というお悩み。
蓋を開けようとしてもうまくいかず、少し焦ったり、こぼれるのが怖くて緊張してしまう…。そんな経験、きっと一度はありますよね?私自身も昔、『これ、どうやって開けるのが正解なんだろう?』と悩んだことがあります。
そこで今回は、調理師免許を持つ私が、お椀の蓋が開かない原因と、簡単にできる正しい開け方を解説します!
また、この内容を私の「Instagram」で発信し、アンケートを取ったところ、なんと79%の方が『知っておきたかった!』と答えてくださいました。アンケートにご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございます!
それでは、さっそく内容に入っていきましょう!
今回の目次
- 蓋を開ける方法
- 蓋が開かない原因とは?
- まとめ
蓋を開ける方法
よくやってしまいがちなのが、力任せに蓋を引っ張ることですが、これはNGです!無理に開けようとすると、中の汁物がこぼれてしまったり、お椀そのものを傷つける原因になります。
では、どうすれば良いのでしょうか?
回答:お椀のふちを指で押して蓋を開ける!
具体的には、人差し指と親指を使ってお椀を少し歪めるイメージです。
力加減はほんの少しで大丈夫です!無理に押しすぎる必要はありません。指先の力をうまく使うことで、プロのようにスムーズに蓋を開けられますよ!!
蓋が開かない原因とは?
蓋の開け方は理解できたかと思いますが、そもそもなぜ蓋が開かなくなるのでしょうか?実はこれ、「気圧の変化」が原因です!
熱々の味噌汁や吸い物をお椀に入れてすぐ蓋をすると、中の空気が膨張します。そして冷えると空気が縮み、内側の気圧が下がることで外側の気圧が蓋を強く押さえつけてしまうのです。
これが、『あ、蓋が開かない!』と感じる原因に。つまり、蓋が硬く感じるのは、この気圧の変化に逆らう動作になるからなのです!
少し難しい話なので、皆さんは『へー、気圧の変化によるものなんだ!」と思っていただければ十分です!
まとめ
- お椀の蓋は力任せに引っ張るのはNG。汁がこぼれる原因に。
- 指でふちを軽く押して歪める ことでスムーズに開けられる。
- 蓋が開かなくなる原因は、気圧の変化によるもの。