夏のお弁当には大葉を使え!お弁当パパが教えるその理由と2週間以上パリっと保存する方法
こんにちは。
今日は、「暑い時期のお弁当には大葉を使った方が良いですよ」という話をします。
夏のお弁当に大葉をおすすめする理由
最大の理由は強力な抗菌作用
なぜ夏のお弁当に大葉が良いのか、その最大の理由は、大葉には強力な抗菌作用があるからです。
大葉のあの独特の香りは、ペリルアルデヒドという成分によるものですが、この成分が特に強い抗菌・防腐作用を持っています。食品の腐敗を遅らせる効果も実証されているんです。
夏場の気温は連日25度以上になり、食中毒菌が増殖するのに最適な温度環境になります。この時期、一番大事なのは保冷による温度管理ですが、それと合わせて大葉を使うことで細菌の増殖抑制が期待できるのです。
もう一つの理由は食欲増進効果
暑い夏は食欲もなくなりがちです。
- 冷房の効いた部屋と暑い屋外との気温差
- 冷たいものを飲食する機会の増加
などが原因で胃腸の働きが鈍り、消化不良や胃酸の過剰分泌を引き起こすためです。
しかし、大葉を食べれば食欲増進が期待できます。なぜなら大葉はあの独特の香りで私たちの嗅覚を刺激するからです。
私の嫁さんは大葉を使った混ぜご飯やおかずを食べると「大葉がいい仕事してるな」とよく言います。大葉の持つ香りや風味が嗅覚を刺激し、食欲を高めるのだそうです。
嗅覚、味覚、視覚は食欲を高める効果があると言われていますから、嗅覚を刺激する大葉が食欲を刺激するのは理にかなっています。
大葉を2週間以上もたせる方法
それでは最後に大葉を長期間パリっと保存できる方法をご紹介します。私はこの方法をもうかれこれ5年以上は続けています。ちなみに、大葉だけでなく、レタス類もこの方法だといつも以上にパリッと長持ちしますよ。
ザル付きタッパーを使う
私が使うのは100均などで売っているザル付きタッパー。愛用品がこちらです。
これはダイソーで購入したものですが、100均なら大体どこでも似たようなものを売っています。
この写真のように中のザルは取り外せます。
使い方はとてもシンプルで、大葉を中に入れて水を注ぎ、すべての大葉を湿らせます。
大葉全部がしっかり濡れたら水は捨てます。
あとは蓋をして冷蔵庫で保管するだけです。これだけで、傷んでない大葉なら2週間以上はもちます。
ちなみにこれはちょうど2週間前に購入してザル付きタッパーで保存していた大葉です。
この通り、2週間経ってもパリッパリです。この調子なら3週間以上はもつでしょう。
ちなみに、今年の初め、嫁さんが「安かったから」と100枚入りの大葉を買ってきたことがあります。
「こんなには食べれないでしょ」と言いつつ、全部をしっかり濡らして大きめの容器に入れ、冷蔵庫で保管したところ、なんとその大葉たちは1か月もちました。
5週間目に入るかどうかというところで黒ずんできて、最終7枚捨てましたが、1か月もパリッと保存できたのには驚きました。
菌に強い大葉だからなせる業だと思います。
というわけで、お弁当には大葉がいろんな意味でおすすめです。