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自信が持てない人へ。モハメド・アリの名言「自分が一番だと信じない限り…」英語&和訳(偉人の言葉)

鈴木隆矢翻訳家

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こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はモハメド・アリの名言をご紹介します。モハメド・アリ(1942~2016年)はアメリカの伝説的なプロボクサーで、通算3度の世界チャンピオンに輝き、19度の防衛を果たしました。
今回は自信が持てない人に届けたいモハメド・アリの名言をご紹介します。

ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。

自信が持てない人へ。モハメド・アリの名言「自分が一番だと信じない限り…」英語&和訳(偉人の言葉)

“To be a great champion you must believe you are the best. If you're not, pretend you are.”

「自分が一番だと信じない限り偉大なチャンピオンにはなれない。もし自分が一番でないなら、一番のふりをしなさい」

モハメド・アリ(アメリカの伝説的なプロボクサー)

人のために生きる。人は常に守られている、どんなことにも救いはある。

キンシャサの奇跡。この間ニュースで初めて聞いた言葉、キンシャサの奇跡。何のことなのだろうと。

キンシャサの奇跡。1974年10月30日、プロボクシング世界ヘビー級タイトルマッチで挑戦者のモハメド・アリはチャンピオンのジョージ・フォアマンに8ラウンドKO勝ちを収めます。ベトナム戦争に反対して徴兵を拒否し、チャンピオンの座を剥奪されたアリは7年ぶりの王座復帰。アリ不利の事前予想を覆し、試合が行われたアフリカの地名から「キンシャサの奇跡」として語り継がれています。

人のために生きる

人は守られているなと思うのですね。人生には常に救いがありますよね。
職場の悩み、家庭の悩み。どんな悩みも永遠に続くことはない。なぜなら人はいつか必ず死ぬ。自分も死ぬ。自分の親も死ぬ。兄弟も死ぬ。職場の上司も同僚もいつかは必ず死ぬ。
死人が会社に来ることはありませんよね。死人が風呂に入ることもない。朝食を食べることもない。
この世の悩みはあの世に行くまでの悩みなのですよね。必ず終わりがある。

10代の頃から常に意識していたことがあるのですね。それは、平たんな道と険しい道があるとき険しい道を選ぶ。近道と遠回りがあるとき遠回りを選ぶ。楽な道は選ばない。
父が土木の仕事をしていたのですね。井戸を掘る仕事なのですが、父はその仕事を私に継がせたいと思っていたようなのですよね。私はそれは嫌だった。父の築いたものを引き継ぐのは嫌だった。ゼロから何かを始めたいと。
因果律。この世の全ての現象にはその原因が存在する。
どこから来たのだろうなと、その信念は。別に誰かに何かを言われたわけではないのですよね。何かきっかけになるような出来事があったわけでもない。ただ、迷いはなかった。確信を持って拒絶していた。
今でもそうなのですよね。今でもその信念は変わっていない。仕事でも私生活でも、楽な道は選ばない。
生まれる前からなのではないかなと。
信念はたった一度の経験で生まれるものではないと思うのですね。何度も失敗して何度も痛い目にあって初めてそこにその確信は生まれる。
以前車を運転中事故に遭いそうになったことがあったのですね。信号を無視してしまったのですよね。めったに通らない道で赤信号に気付かずに交差点に入ってしまった。それは相手の車が間一髪、寸前のところで止まってくれたので事故にならずには済んだのですが、怖かったのですよね。もう二度とその道は通らないと心に決めて。
それから1カ月もしないうちにまた危ない運転をしてしまったのですよね。それはよく通る道だったのですが、雨が降っていて一時停止の標識を見落としてしまった。その時もたまたま他に車が来ていなかったので事故にならずには済んだのですが、「こんな運転をしていたらそのうちに事故を起こすな」と。
もう狭い道を通るのはやめようと。どちらも住宅街の比較的狭い道だったのですよね。遠回りでも広い道だけを通るようにしようと。
それは一つの信念が生まれた瞬間だったと思うのですね。
信念、それは時に「生まれる前の自分」を証明する。肉体は生まれたとき0歳から始まる。魂は生まれたとき0歳ではない。魂は続きから始まっている。

この世で起こる全てのこと、そこには必ず救いがあるのですよね。愛する人を失ったとき、自分もいつかは死ぬのですよね。
親友がアメリカに移住する。離れ離れになってしまう。それは悲しいですよね。では、その1年後自分もアメリカに移住することになっていたらどうだろうかと。そんなに悲しくはないと思うのですね。自分もそのうちにはそちらに行くのだからと。死も同じですよね。
自分もいつかは死ぬ。同じ場所に行く。悲しいことではない。

人は常に守られている。どんなことにも救いはある。
守られているのに、そこでさらに自分のために生きる。自分さえ良ければいいという生き方をする。それはもったいないですよね。せっかく守ってもらっているのだから、その命は他の誰かのために使うべき。人のために生きる。

自信が持てない人へ。「人生」に関する世界の偉人の名言3選

いかがでしたでしょうか?今回はモハメド・アリの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『モハメド・アリの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、モハメド・アリの名言を14句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

では、最後に「人生」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。

“Life can only be understood backwards, but it must be lived forwards.”

「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない」

セーレン・キルケゴール(デンマークの哲学者)

“The two most important days in your life are the day you are born and the day you find out why.”

「人生で最も大切な日とは、自分が生まれた日と自分が生まれた意味が分かった日である」

マーク・トウェイン(アメリカの作家)

“All life is an experiment. The more experiments you make, the better.”

「人生はすべて実験である。実験の数は多ければ多いほど良い」

ラルフ・ワルド・エマーソン(アメリカの思想家)

お読みいただき、ありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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