おいしい梨の皮は「ザラザラ?」or「ツルツル?」料理人の回答に…『早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「梨」は好きですか?
梨には様々な品種がありますが、中でも特に有名なのは「豊水(ほうすい)」と「幸水(こうすい)」の2つではないでしょうか?
せっかくなので、それぞれの特徴を軽く説明しましょう!
豊水:肉質が柔らかく、果汁が多いのが特徴で、強い甘味と適度な酸味があります。
幸水:柔らかくみずみずしい果肉で、甘みが強いのが特徴です。
そんな、魅力が止まらない梨ですが…梨を選ぶ際に、皆さんはどのようなポイントを重視していますか?ほとんどの方は、見た目の色や大きさ、あるいは香りでしょうか。もちろん、それらも大切な要素ですが、実は梨の「皮の質感」も見逃せないポイントなのです!
今回の内容を私の「Instagram」でシェアし、フォロワーの皆さんに感想を伺ってみましたところ…87%の方が『早く知りたかった』と回答されました!
梨が大好きな方は、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 皮が「ザラザラ?」or「ツルツル?」
- ザラザラの正体は「果点コルク」
- お尻の部分は最後に熟す
- まとめ
皮が「ザラザラ?」or「ツルツル?」
皆さんは、梨の「皮の質感」を意識したことはありますか?
梨の皮は主に2パターンあります。1つ目が「ザラザラ」で、2つ目が「ツルツル」です。果たして、おいしい梨の皮はどちらなのでしょうか?
回答:皮が「ツルツル」している梨です!
『あ、ツルツルなんだ!』と思っていた方もかなり多いのではないでしょうか。
ところで、梨の皮に現れるこの「ザラザラ」の正体が何か、皆さんはご存じでしょうか?
ザラザラの正体は「果点コルク」
冒頭に出てきた豊水や幸水などの「赤梨」と呼ばれる種類の梨に、この「ザラザラ」が見られることが多いです。
この「ザラザラ」の正体は何でしょうか? 実は…
ザラザラの正体は…「果点コルク」と呼ばれ、梨の気孔が塞がってコルク化したものです。
梨は、未熟なうちはこの果点コルクが目立ち、ざらつきが強いのですが、果実が熟すにつれて目立たなくなり、皮が滑らかになります。
つまり、最初はザラザラしていたのが、時間が経つにつれて皮の表面が滑らかになっていくのです。
お尻の部分は最後に熟す
最後に、皆さんにもう1つ選び方のコツを伝授したいと思います。
それは…「お尻の部分」をチェックせよ!
実は、梨というのはお尻の部分が最後に熟すため、この部分の状態を見ることで梨全体の熟度を判断できるのです。
お尻の部分がツルツルしていて、ザラザラ感が少ないものほど、しっかりと熟していて甘くてジューシーな梨である可能性が高いです。
ぜひ、お店で梨を選ぶときには、お尻の部分を確認してみてくださいね!
まとめ
- 梨は熟すと皮がザラザラ→ツルツルになる
- ザラザラの正体は「果点コルク」
- 甘くて完熟した梨を楽しみたいなら、ザラザラの少ないツルツルしたものを選ぶ
- 梨はお尻の部分が最後に熟すため、お尻を見る