【調布市】春バラが満開! 神代植物公園の「春のバラフェスタ」が開催中
バラの花が美しい季節になりました。「神代植物公園」には世界バラ会連合優秀庭園賞を受賞した見事なばら園があり、約400種類・5200株のバラが植えられています。5月10日から5月29日までは「春のバラフェスタ」が3年ぶりに開催中で、今まさに見頃を迎えています。
先週の土曜日に見に行ってきたので、その時に撮った写真とともにばら園の様子をご紹介したいと思います。
神代植物公園のばら園は、整形式沈床庭園からなる本園と、野生種・オールドローズ園、国際ばらコンクール花壇の3つのゾーンから構成されています。
大温室の前から見ると、噴水を中心に左右対称な庭園の美しさが実感できると思います。
400種を超えるバラが植えられているので、お目当てのバラがある方は、まずは噴水脇にある案内板で位置を確認するのもおすすめです。
神代植物公園ではガイドボランティアの方による無料案内も行われているので、ボランティアの方と一緒に説明を聞きながら巡るのもおすすめです。少人数の場合は予約は不要で、正面周辺情報棟で申し込むことができます(※ボランティアの方の活動日は「神代花だより(PDFが開きます)」でご確認ください)。
また、バラの解説が書かれたリーフレットが「情報棟」「ばら園テラス」で配布されています。そちらもぜひチェックしてみましょう。
一口にバラといっても、野生種(原種)やつるバラ、木立ち性のバラ、ミニバラ、香りのあるバラなど実にさまざまです。色もいろいろ。ばら園を訪れるようになるまで、下の写真のようなバラがバラだとは知りませんでした。
神代植物公園を訪れたら、ぜひ見て欲しいのが、植物公園の名前を冠したバラ、‘クイーン・オブ・神代’ です。これは平成21年度の国際ばら新品種コンクールの金賞受賞花に、作出者の了解を得た上で、公募により名前が付けられたものだそうです。香り高く、気品に溢れる真紅の美しい佇まいは、まさにクイーン(女王様)!
香りの良いバラには、種名板に下の写真のような香りバラマークが付いているので、ぜひ香りも楽しんでみてください。
ちなみにバラの香りは早朝から午前中にかけて最も強くなるそうで、そのため神代植物公園ではバラフェスタ開催期間の土日に早朝開園を実施しているそうです。
ばら園の人気のフォトスポットが下の写真のガセボです。中に椅子が2脚置かれているので、座って写真を撮るのも良いのですが、少し暗くなってしまうので、前に立って写真撮影している人が多かったです。また、左右でバラの種類が違うので、横からそれぞれ写してもきれいでした。
上の写真の左側は ‘アンジェラ’、右側のバラは ‘つる桜霞’ という種類のバラです。‘つる桜霞’ には花がたくさん付いていて、もこもことした様子がとても美しいバラです。
ばら園の壁面のつるバラも見事です。
園内を散策しながら、お気に入りのバラを見つけてみるのも楽しいですね。下の写真は、‘ポンポネッラ’ という丸みがかった姿がかわいらしいバラです。
花の色がグラデーションになっている美しいバラ、‘スペクトラ’。黄色いバラですが、花びらの端が赤く色づいています。
ばら園を訪れたら、バラソフトや薔薇饅頭もぜひチェックしてみてください。
早起きして早朝開園時に訪れて、朝からバラの香りを楽しむのもこの時期ならではの楽しみですね! 春のバラフェスタは5月29日まで。イベントも行われるので、ぜひ訪れてみてください。
【「春のバラフェスタ」詳細情報】
開催日:5月10日(火)から29日(日)
※5月16日(月)・23日(月)は休園
期間中の5月の土曜・日曜は8時から開園
5月14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日)・28日(土)・29日(日)
【施設情報】
名称:都立神代植物公園
住所:東京都調布市深大寺元町5-31-10
営業時間:午前9:30~午後5:00(本園の最終入園は午後4:00まで)
休園日:毎週月曜日(月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日)、年末年始(12月29~翌年1月1日)
入園料:一般・大人500円、65歳以上250円、中学生200円
※都内在住・在学の中学生は無料、小学生以下無料
※無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
※水生植物園(9:30~16:30)、植物多様性センターは無料
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