ハーパーとテオスカーが15本塁打の大谷に並ぶ。ジャッジは22本目と23本目。20本塁打の2人目は…
6月8日、ヤンキー・スタジアムには、シーズン10本塁打以上の選手が6人いた。17本塁打のホアン・ソト(ニューヨーク・ヤンキース)以外の5人は、試合に出場した。
彼らは、5人合わせて4本のホームランを打った。内訳は、テオスカー・ヘルナンデス(ロサンゼルス・ドジャース)とアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が2本ずつ。それぞれ、シーズン14本目と15本目、22本目と23本目だ。あとの3人、15本塁打の大谷翔平(ドジャース)とジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)、10本塁打のムーキー・ベッツ(ドジャース)は、本数を増やしていない。
この試合のホームランは、他に1本。キーケー・ヘルナンデス(ドジャース)のシーズン4本目だ。ドジャースは、11対3でヤンキースを下した。
なお、ナ・リーグ本塁打2位の大谷に並んだのは、チームメイトのテオスカーだけではない。ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)は、ロンドンでシーズン15本目のホームランを打った。
エジキール・トーバー(コロラド・ロッキーズ)は、2打席続けてホームランを打ち、シーズン二桁に達した。その前の2打席は、どちらもシングル・ヒット。1試合4安打も1試合2本塁打も、過去に記録しているが、ホームラン2本を含む1試合4安打は、これまでなかった。トーバーが出場した試合は、クアーズ・フィールドではなく、ブッシュ・スタジアムで行われた。
ア・リーグでは、ジャッジに続き、ガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)がシーズン20本塁打に到達した。ただ、ジャッジとヘンダーソンとの差は、前日の2本から3本に広がった。なお、ヘンダーソンのホームランにより、オリオールズは、シーズン100本塁打に一番乗りとなった。2位と3位は、95本塁打のヤンキースと85本塁打のドジャースだ。
前日までヘンダーソンと並んでいたカイル・タッカー(ヒューストン・アストロズ)は、故障者リストに入っている。6月3日に、自打球が右足に当たった。その箇所は、装着していたシン・ガードの少し上だ。もっとも、大事には至らなかったようで、MLB.comのブライアン・マクタガートによると、タッカーは6月14日の復帰をめざしているという。