【都城市】ねぇ知ってる?11月7日は煎餅の日!
まもなくやってくる11月7日はもう「立冬」です。11月になっても半袖をしまうのをためらうような気候が続いて居ますが、季節はどんどん進んでいるんですよね。年賀状のCMなんて見ちゃったので、もう…。
そんな立冬ですが、実は全国米菓工業組合が制定した「あられ・お煎餅の日」なのだとか。ということで都城には煎餅ってあるのかなと調べると、なんとありました!「せんべい」が。
そのお店は都城を代表する、明治34年創業の老舗菓子店「昭栄堂」さん。もはや全市民が知っているお店ではないでしょうか?そんな昭栄堂さんで50年近く前に生まれたせんべいがこちら。
その名も「関之尾せんべい」です。日本の滝100選に選ばれている関之尾の滝は、日本全国、世界からも観光で訪れる方の多い名所ですが、その甌穴をイメージして作られた商品です。「せんべい」と冠していますが、公式には「アーモンドの手焼きクッキーです」とありますが。そこはご愛嬌。
店員さんによると「今でも凄く人気がありますね。よく売れます。美味しいですもんね。」と笑顔いっぱいで話してくださいました。店員さんの接客の良さも、昭栄堂さんの歴史を紡ぐうえで欠かせないもののひとつです。
さすが、都城市のお土産品としても人気の銘菓だけに、贈答用もバリエーション多く取り揃えられていますね。この「関之尾せんべい」は全国菓子博覧会大臣賞を受賞しているお菓子なんですよ!抜群に美味しいうえ、日持ちもする個包装ですので、ぜひ年末年始のお土産にもいかがでしょうか?
昭栄堂さんと言えば、完成までに3日を要するリッチなケーキ「石畳ショコラ」も有名ですね。これを食べたら他が食べられないという評判もよくききます。
シーズンギフトのラインナップも多く取り揃えられていて、可愛らしいパッケージが目を引きます。大人向け、子ども向けともにご用意があるので、一気にお買い物が済むのも嬉しいポイント。
関之尾せんべいを食す
今回は自宅用だったので、化粧箱に入っていないバラ売りを購入。自宅でもちょっと楽しみたいなという時に、構えることなく購入できるので嬉しいです。店員さんも「自宅用だったらバラの方が化粧箱代がかからないからお得ですよ。」とにっこりこっそり話してくださいました。ちなみに、バラだと小さな袋にまとめて下さるので、自宅用でも持ち帰りやすいです。
裏はこんな感じ。アーモンドが原材料のトップに来ているのも納得の、ミッチミチ具合!余計なものを入れない。地元都城産はもちろん、なるべく身近な宮崎、九州産、国内産の素材を吟味して使用し、安心していただけるお菓子作りをモットーとされる昭栄堂さんのお菓子。関之尾せんべいもシンプルな材料で作られています。
凄いでしょ?これアーモンドは乗っている分だけじゃなくて、生地に埋まっている分もありますからね?どこを食べてもアーモンド。この表面を見ると、確かに関之尾の甌穴群を模しているのがよく分かります。もはや、甌穴が関之尾せんべいに見える事態。
ラングドシャのような薄さかな?と思っていたのですが、もう少し厚く、アーモンドの量に次いで特徴的なのは、クッキーとは思えないその歯ごたえ!サクッととか、ホワッとではなく、バキッと割れます。その歯ごたえがアーモンドの香ばしさと相まって、クッキーにはない食べ応えがあります。これは最高に美味しい!え、もっと買えば良かった。
こう見ると、とてもよく似ていますよね、「関之尾せんべい」。関之尾はリニューアルオープンして、尚更に人気と知名度が高まったエリアですが、お菓子という形で改めて地元を楽しんでみるのはいかがでしょうか?
ちなみに立冬はしっかりぐっと寒くなりそうなので、温かい都城茶と関之尾せんべいでゆっくり過ごすのも良さそうですね。