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インド料理の技法で作るジャーマンポテトが美味しすぎる【最強おつまみレシピ】

こうしんりょーたろうスパイス料理研究家

どうも!娘の夏休みの宿題に手間取ったスパイス料理研究家のこうしんりょーたろうです。

いよいよ子どもたちの新学期が始まりましたね。

夏休みの宿題は無事終わりましたでしょうか。

小学校1年のうちの娘は初めての夏休みの宿題ということで計算ドリルや日記などは早々に終わらせていたのですが、問題は自由研究。

やりたいことが決まらずに結局夏休みの最終日にお菓子をつくってまとめてもらいました。

私としては科学実験のようなベタな自由研究をさせたかったのですが、最終日まで持ち越してしまったがために結局親が楽に準備できる内容になってしまったというわけです。

来年は早めに準備しようと思いました(自分が童心に帰ってベタな自由研究やりたいだけ)。

家庭お菓子研究家でもある妻のレシピでマフィンを作ってまとめる娘
家庭お菓子研究家でもある妻のレシピでマフィンを作ってまとめる娘

さて、余談が過ぎましたが、今回紹介するのはジャーマンポテトのスパイスアレンジです。

ジャーマンポテトで十分美味しいのにわざわざスパイスを使う必要があるのか…?

もちろんあります!あるんです!

もっと美味しくなるんです!

実はこのジャーマンポテトのスパイスアレンジ、インド料理の技法を用いることでスパイシーなだけでなく旨味が濃いジャーマンポテトに仕上がっています。

では、さっそく作っていきましょう。

材料 2~3人前

・じゃがいも 2~3個
・ベーコンブロック 150g(ソーセージでもOK)
・玉ねぎ 半分
・にんにく 2片(チューブでもOk)
・オリーブオイル 大さじ5
・クミンシード 小さじ1
・ガラムマサラ 小さじ1
・塩 小さじ2分の1
・カスリメティ お好みで

作り方

①じゃがいもは皮をむき乱切りにして10分程水に浸す。ベーコンは1口大に切る。玉ねぎは少し薄めの半月切りにする。にんにくはみじん切りにする。

玉ねぎが美味しさのベースになります
玉ねぎが美味しさのベースになります

②じゃがいもを耐熱容器に入れ、ラップして電子レンジ500wで5分~7分程加熱する。

竹串が通ればOK
竹串が通ればOK

③フライパンにオリーブオイルをひき弱火にし、クミンシードを入れる。

スパイスの香りを油に移します
スパイスの香りを油に移します

④クミンシードから細かい気泡が出てきたら、玉ねぎを加え炒める。玉ねぎがしんなりしてきたらにんにくを加えさらに炒める。玉ねぎが薄く茶色になり、とろっとしてくるまで炒めましょう。

この工程がとっても大切。旨みのベースづくりです。
この工程がとっても大切。旨みのベースづくりです。

⑤ベーコン、じゃがいもを順番に加え炒めていく。

とってもいい香りです
とってもいい香りです

⑦ガラムマサラ、塩を加えさらに炒める。器に盛り付け、お好みでカスリメティをかける。

濃い目が好きな方はひとつまみずつ塩を足してください
濃い目が好きな方はひとつまみずつ塩を足してください

実食

美味すぎ注意
美味すぎ注意

ほくほくのじゃがいもにベーコンの旨味、とろとろに炒められた玉ねぎ。

これちょっと衝撃的に美味しいですよ。

スパイスの香りを移した油で玉ねぎを炒め、旨みのベースとするのはインド料理でよく用いられる技法でスパイスカレー作りでも重要な工程となっています。

この技法を用いることでクミンの香ばしい香りと玉ねぎの旨みが爆発しためっちゃ美味しいジャーマンポテトになるわけです。

これはビールが最高に合うこと間違いなし!

食べ物が美味しい“食欲の秋”。

秋ビールとジャーマンポテトで最高の晩酌を!

是非お試しあれ!

スパイス料理研究家

スパイスの魅力を伝える料理研究家。 「スパイスちょい足し」レシピを発信しています。趣味はレトルトカレー収集。 レシピ開発・コラム執筆・スパイスカレーの監修などをやってます。

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