鎌倉に極楽浄土の世界があった…!記主庭園に咲く蓮(ハス)が風情たっぷりで美しすぎる「光明寺」
こんにちは、ホリデーノートを運営しているotoです。今回は夏に見頃を迎える蓮を見に、鎌倉の「光明寺(こうみょうじ)」へ行ってきました。
極楽浄土の世界!光明寺の蓮が咲く風景が美しすぎる
光明寺は材木座にある浄土宗のお寺です。鎌倉最大級の大きな山門は見どころのひとつで、光明寺を象徴する建物。山門楼上は団体参拝、または特別参観時のみ拝観することができ、山門楼上からは富士山と海を見渡す景色が楽しめるそう。
光明寺といえば、国の重要文化財である大きな大殿(本堂)も見どころですが、現在、10年計画の「令和の大改修」が行われており、その姿を見ることはできません。本尊様は仮本堂となる開山堂に移されています。
蓮が咲くのは記主庭園です。現在仮本堂となっている開山堂の回廊から、その美しい風景を眺めることができます。
記主庭園は小堀遠州作と言われています。小堀遠州は、東京にある池上本門寺奥庭「松濤園(しょうとうえん)」や、京都にある南禅寺の「方丈庭園」など、数々の庭園を作庭しています。
記主庭園に咲く蓮は、大賀一郎博士が発見した古代ハスで、大賀ハスとも呼ばれています。そのほか、酔妃蓮(すいひれん)や錦蕊蓮(きんずいれん)など、濃いピンクや白をした蓮が楽しめます。
蓮は早朝に咲き、午後には閉じます。筆者が訪れたのは9時30分近くですが、閉じている蓮も多く見られました。もう少し早い時間に行くと、より美しい風景を楽しむことができるかもしれません。
蓮のろうそくは1,000円で供養できます。
光明寺の裏山には海を見渡す展望台がある
光明寺を訪れたらぜひ裏山のほうまで足を運んでみてください。案内のとおりに境内を出て右に曲がりましょう。
しばらくすると上の写真の案内があるので、この通りに進みます。
案内がないので不安になりますが、山道をのぼっていきます。と言ってもコンクリートの道なので歩きやすいです。
しばらく歩くと駐車場が見えます。ここが展望台になります。
展望台らしく展望スペースが設けられています。
快晴とは行きませんでしたが、綺麗に海を見渡すことができました。もっと天気がよければ富士山も見えるそうなので、いつかまたリベンジしたいと思います。自然いっぱいでとても気持ちがいい場所です。
光明寺は鎌倉駅から離れていますが、趣のある蓮の風景を楽しめたり、海を見渡す景色を楽しめるなど、唯一無二の経験ができるお寺です。すぐ近くには海があり、夏らしい時間を過ごすにもぴったりではないでしょうか。
山門近くにはSHONAN PEDAL(湘南ペダル)のシェアサイクルも用意されていました。HELLO CYCLINGのロゴがあるステーションなら、どこ乗り捨ててもいいそうです。
光明寺
住所:神奈川県鎌倉市材木座6-17-19
電話番号:0467-22-0603
開門時間:午前6時〜午後5時(4/1〜10/14)/午前7時〜午後4時(10/15〜3/31)
公式サイト(外部リンク)