【荒川区】文豪達に愛された名店羽二重団子本店のみで食べられる「漱石もなか」。
1819年(文政2年)創業の日暮里にある羽二重団子本店。羽二重と染め抜かれた暖簾に風格を感じます。
多くの文豪に愛され、名作にその名が出てくる証が羽二重団子本店の店内にあります。店内に置かれたケースには正岡子規の直筆のコピーや夏目漱石の「吾輩は猫である」の本が展示されています。
俳句、文豪が書いた書籍も販売しています。読書の秋ですね。
今回のお目当ては本店のみでいただける「漱石もなか」です。「吾輩は猫である」だけでなく、日暮里は猫の街として有名です。生醬油の焼き団子とセットになった「漱石セット」を注文しました。
とても可愛い猫の姿の「漱石もなか」です。食べるのがもったいなくて、いつまでも眺めていたいです。
「漱石もなか」の中には贅沢にも雫餡が3つ入っています。雫餡の中には柔らかい小さな白いお団子が隠れています。上品な甘さの餡、パリッとしたもなかの皮。全てが絶妙で大変美味しいです。
生醬油が染みたお団子がこれまた格別です。甘いものとしょっぱいものの組み合わせがまさに口福です。
スタッフの方がお茶のお代わりをすすめてくれました。「お代わりはいつでも、おっしゃってくださいね。」嬉しいサービスです。
窓際の席に座ると善性寺と日暮里の秋晴れの空が見えました。明治の文豪達が見た日暮里の空はどのような空だったのでしょうか。日暮里散策に来たら羽二重団子本店に寄ってみませんか。
【店舗情報】
羽二重団子本店
住所 東京都荒川区東日暮里5-54-3
営業時間 平日9時30分~16時30分(ラストオーダー16時15分)
土日祝10時~16時30分(ラストオーダー16時15分)
定休日 年中無休
電話番号 03-3891-2924