世界で最も売れているインドのビスケット『パールG』牛乳やチャイに浸しても美味しい。
沖縄では梅雨が明け、いよいよ暑い季節がやってきました。 もしかすると、今年もインド人もビックリするほど暑くなるかもしれません?!
そんな我慢できないほどの暑さには、冷たい飲み物も良いですが、ピリッとスパイスの効いたチャイもおいしいですよね。
今回のタマアニがオススメする輸入菓子は、チャイにピッタリな「世界で最も売れているビスケット・ブランド」をご紹介です。
パールG グルコビスケット 108円(税込)
アメリカの大手調査会社『ニールセン社(Nielsen Holdings Inc.)』によると、世界のビスケットシェア約50%を占めているとレポート(2003年)を発表、また公式ページでも堂々とこの事について記載されている有名な商品です。
公式 パール・プロダクツ社(外部リンク)
このパールGは、1938年に誕生したインド初の「ビスケット」で、現地のインドでは、貧しい人々でも手軽に買える、1パック5ルピー(日本円で約9円)の低価格で販売されています。
またパンデミックの際には、人々へ救援物資を配布するために活動している政府機関や非政府機関(NGO)の間で非常に需要があり、過去最高の売上を記録したそうです。
インドの人口は、世界第二位の13.8億人!この国で1番売れているがゆえに世界のトップシェアを握っていた。そこに秘密があったのですね。やはり数とコスト・パフォーマンスが高いほうが強い!!
上部から開封。力が弱くても簡単に開けられるようになっています。
1パック17枚入り。360Kカロリー相当(おにぎり2個弱程度)です。
このイニシャル『G』。これは『ブドウ糖のグルコース(Glucose)』の頭文字を意味し、一般大衆のための手頃な栄養源として命名。また第二次世界大戦中には、英領インド軍の兵士にかかせない糧食として活躍したそうです。
一口かじるとサクサク食感。
ほんのりと甘く、焼けた小麦の香ばしい風味が、口の中いっぱいに広がる優しい味付け。
昔ながらのビスケットですが、日本のビスケット菓子よりもやや柔らかく感じました。くどい甘さがなくて、どこか懐かしささえ感じる、親しみのある味わいです。
ビスケットは、牛乳に漬けてお召し上がりください。
さっそく浸してみると、一気に水分を吸い込み、ふにゃふにゃ! 漬けたらすぐに食べましょう。
お店の人のオススメは、温かいチャイに漬けながら食べること!インドでは最もポピュラーな食べ方だそうです。
牛乳よりもチャイのスパイシーな風味がピッタリ! どうしても食欲が減退しがちな暑い季節に、オススメしたいです。
今回のお菓子は、東京御徒町『エウサ・ハラール・マート』で購入しました。
輸入元は、インド食材卸店『アンビカショップ』ですので、インド食材やスパイスを取り扱うお店でも販売しています。ぜひ、気になる方は手にとってみてください。