【手帳の考え方】やりかけリストを作ろう。やりかけのことをリストアップして、順番に片付けていこう
世の中にはいろいろな種類のリストがあります。
やることリスト=ToDoリストは日々作っている人は多いでしょう。
紙に書き出してやるべきことをリストアップする。
やらないことリストというのもあります。たとえば、「夜9時以降ものを食べない」みたいなものがそれです。
今回取り上げるのは、やりかけリストです。
こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。
やりかけリストってなあに?
やりかけリストとは、文字通りやりかけていることのリストです。
途中まで着手している、またはやろうとは決めている。でも進んでいない。途中で止まったままになっている。そういうことがらがいろいろあるはずです。
たとえば、いつ出せばいいか分からない資源ゴミ。不要品の処理。新しく入手した食材の調理メニュー、家の特定カ所の整理・掃除、書類の処理、文書の返信etc
これらは、頭の中にあるだけでは処理できませんし、処理されません。
そして書き出すといろいろ見えてくることがあります。
目的は「処理すること」
このリストを作ることの目的は、処理をすることです。
やりかけたまま途中になっていることがなんなのかをあぶり出し、一度書き出してみる。処理の方法を考えてみる。さらにメモする。
さらに、そのメモの方法に従って処理をする。処理に必要なものがあれば別途メモをした上で用意し、利用する。
そして実際に処理してみましょう。当初想定しメモした方法がダメだったら、それもメモをしてほかの方法がないかどうかを調べてみましょう。それをまたメモしてやってみましょう。
頭の中よりもまずメモ
何かなしとげたいことがあったとして、色々なリソースや知識が足りない。だから調べたり用意したり、道具を購入・調達したりする。
それから解決をする。
このときにメモが役立つわけです。
もし頭の中だけで処理しようとしたら、達成度とか必要なもののリストとか、それをどこに買いに行くのかなどをいちいち思い出す必要があります。
なので、これらを全部メモに書くわけです。
すると、情報が文字通り一目瞭然です。
紙のメモだといろいろ便利
メモの目的は、考えていることを可視化し、操作可能にすることです。
他のリストの場合もそうですが、これには紙のメモ帳やメモ用紙の利用をお勧めします。
その理由は、以下のことです。
まずすばやく書ける。例えばiPhoneのメモ機能を起動するには、アクティブな状態にしてからメモを起動する必要があります(※このプロセスは別の機会に解説します)。
メモ帳やメモ用紙ならば、開いてすぐに書き出せます。
また、記入した項目に追記するのも簡単です。マルチペンを使えば、処理した項目に赤で線を引くこともできます。
なによりのびのびと大きな面に書けるのは、スマホにはないメリットです。
やりかけリストをどんどん処理していこう
やりかけのことは人によっていろいろあると思います。
思えば、日々の生活はやりかけのことの発見と処理。この繰り返しではないでしょうか。仕事以外のことでもやることは同じです。ただ中身が違うだけです。
放置されていることを処理すれば達成感があります。
また、そのことについてはもう考える必要がなくなります。
処理途中のものを見たときに注意力がさかれなくなります。だからそれ以外のことに集中できる訳です。
それでなくても、大人になるといろいろなことを考える必要があります。
なので、ちょっとがんばってやれば処理できることは、さっさとリストアップしてやってしまうに限るわけです。
なので、思い出したらやりかけリストを作ってみましょう。
そして一つずつでも処理していきましょう。
やりかけのことが一つずつでもクリアされれば、心が軽くなり、また新しいことに取り組もうと思えるはずです。私もまたやってみます。
補記:このnoteのトピックでも、この件に少し触れています。よろしくお願いします。