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【姫路市】2月1日始動。関西風「北海道みそラー麺」は“濃厚”だけではくくれない。4日まではワンコイン

千姫文筆家・モデル(姫路市)

国道372号線沿い、姫路市飾東町庄の「車麺屋 SYAMENYA」。2月1日、姫路のラーメン界に新たな店舗が加わります。オープン前に千姫が訪ねました。

「みそラー麺」にはとろっとろの味玉を

「車麺屋」は2021年12月から2023年8月まで、キッチンカーで営業していたときの店名を引き継いで。メニューも当時と同じ。「濃厚北海道みそラー麺」が一番人気です。

「濃厚北海道みそラー麺」(850円)
「濃厚北海道みそラー麺」(850円)

姫路なのに、なぜ「北海道」なのか。
兵庫県生まれの店主。もともと騎手を目指していましたが身長制限の壁に阻まれ、競走馬の育成を担う仕事に就きます。そこが北海道の牧場でした。
現地でのお気に入りは、みそラーメンで名を馳せる老舗だったそう。不慮の事故のため会社員に転職後、もう一つの夢だった飲食店を開業。北海道の老舗の味をアレンジしたのが「みそラー麺」というわけです。

特別に北海道の赤みそを試食させてもらうと濃い、後から甘味や酸味や辛味といったいろいろな味が届く。この赤みそをスープに使っているのだから、もちろん、うま味たっぷりで濃い。でも関西人向けに工夫してあるので、濃厚さは抑え気味。味玉をトッピングすると、さらにまろやかに。

とろっとろの味玉(150円)。味玉とチャーシュー3枚をトッピングする全部盛り(300円)にするのもいい
とろっとろの味玉(150円)。味玉とチャーシュー3枚をトッピングする全部盛り(300円)にするのもいい

北海道産小麦を使用した中太ちぢれ麺がスープに絡んでいきます。スープは主に北海道で育った豚の骨(ゲンコツ)を10時間煮込んで。完成するまで1年強かかった自信作です。

餃子なのか小籠包なのか「餃籠包」

カウンター7席、奥には4人がけ2つ、6人がけ4つの座敷席があります。子ども用のイスもスタンバイ。

カウンター
カウンター

座敷席
座敷席

「みそのこってり系は私も子どもも苦手」という人は、細麺の「豚骨しょうゆラー麺」(800円)に。ニンニクの香ばしさが漂うマー油をスープに加えた「豚骨黒しょうゆラー麺」(850円)もお試しを。

「餃籠包」という一品も。焼いたら餃子に、茹でたら小籠包に、似ているといったらいいのか。おもしろい。

左から「水餃籠包」と「焼餃籠包」(3個各400円、5個各550円)
左から「水餃籠包」と「焼餃籠包」(3個各400円、5個各550円)

「焼餃籠包」はカリッと、「水餃籠包」はモチモチ。千姫の好みは「焼」。タレをつけなくても、肉汁だけで十分なの!

肉汁がジュワ~
肉汁がジュワ~

これまで、みそラーメンに親しんでいなかった人に、「いっぺん『濃厚北海道みそラー麺』食べてみて」と伝えたい。ファンになるかもしれません。千姫もそうだったから。

2月1~4日はLINE公式アカウントに登録すると3種類の麺が500円に!
特注麺や調味料はすべて上質なものだったから、通常の価格設定でも不思議なくらいなのですけれど。

車麺屋 SYAMENYA
兵庫県姫路市飾東町庄280-6
営業時間:11:30~14:30 / 17:30~21:00 ※スープがなくなり次第、終了
定休日:水曜
駐車場:あり
※問い合わせはインスタグラムのDMから

文筆家・モデル(姫路市)

大好きな姫路のまちを、さらに元気に―。その一心で執筆をしています。千姫自身の率直な感想と取材で得たこぼれ話などを通して「ここに行きたい!」と心が動く場所を紹介していきます。元新聞記者、モデルとしてはファッションショー・ヘアショーに出演。 Yahoo!ニュースエキスパート2023年10月、11月、2024年3月 地域クリエイターMVA受賞

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