21日は朝の段階で今回の冷え込みのピークとなっているところが多く、出発前に一度外に出て服装を確認するようにしましょう。東～北日本は広く晴れる見込みです。

そして南の海上では、熱帯低気圧が夜までに台風に発達する見通し。週末には各地に影響が出てくるおそれがあり、今後の見通しを含めて気象予報士が解説します。

21日は広く晴れるも九州南部中心に雨

21日は北海道から近畿・中国地方と沖縄では広い範囲で晴れる見込み。
朝の段階で冷え込みが強まっているところが多く、日中に日差しが出てもさほど気温が上がらずにひんやりするところが多いでしょう。

一方、九州南部では朝から激しい雷雨のところがあり、雨の範囲は午後には四国太平洋側、そして夜には紀伊半島にも広がりそうです。

台風20号発生へ

日本の南の海上では熱帯低気圧が発達する見通しで、気象庁では21日夜までに台風に変わる可能性が高いと情報を出しています。このまま発生すれば20号になります。

まだ予報円が大きいものの、ちょうど25日（金）以降、西～東日本に前線がかかる予想があり、台風周辺の暖湿気が前線付近に流れ込むと雨の量が多くなるおそれがあるため、台風が直接近づかなさそうに見える地域でも最新の情報に注意が必要です。

このさき気温上昇も週後半は雨多く

今週は明日22日（火）以降、気温が上がるところが多く、関東以西は25度以上の夏日が増える見込み。ただ天気は次第に下り坂で、雨が降るところが多くなるでしょう。

特に前述の通り25日（金）以降は東西に前線が伸びる見通しで、新たに発生する台風の影響次第では雨の降り方に注意・警戒が必要になってきそうです。

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