いったん気温上昇しても週末は西日本でも雪予報!?各地で冬支度を:気象予報士解説
21日は関東や東海で前日より大幅に気温が上がるところが多く、すごしやすい気温になるところが多くなりそうです。
雨の範囲も前日よりは狭くなり、日差しが届くところが増えるでしょう。
一方、週末には再び強い寒気が流れ込み、西日本でも一部、雪の予報が出ているところも…。
12月を前に各地で本格的な冬支度が必要になりそうです。気象予報士が解説します。
21日は太平洋側中心に晴れて気温上昇
21日は関東沖の低気圧が離れていくため、太平洋側では晴れるところが多くなるでしょう。特に前日20日に師走並みの寒さだった東京や名古屋では、大幅に気温が上がってホッとできる陽気でしょう。
日本海側では雨や雪のとろころがあり、特に北陸から北では夜にかけても雨が降りやすい状態が続きそうです。雷も伴うでしょう。
沖縄・奄美では前日に続き湿った空気が入りやすく断続的に雨となりそうです。
23~24日の週末は西日本にも雪予報
22日(金)には北海道に低気圧が近づき雨や雪が降るほか、日本海側で雨が降るところが多くなりそうです。
23日(土)~24日(日)には再び冬型の気圧配置となり、寒気が流れ込んで雪の範囲が広がります。
関東や東海、そして山沿いに関しては岡山や広島など西日本でも雪が降るところが出てくる見通しで、晴れる太平洋側も含めて師走並みの寒さになるでしょう。
その後、26日(火)~27日(水)にかけてはまた低気圧が通過して広く雨が降り、再び冷え込みそうです。今後はくり返し寒気が流れ込むため、本格的な冬支度を進めていきましょう。
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