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【ネパール大地震】現地日本人から映像 パタン避難所では気温が下がる中、野宿も

堀潤ジャーナリスト
震災直後のネパール・パタン市街。消防署二階部分が倒壊(撮影:内藤純子)

現地時間25日正午前、ネパール中部でマグニチュード7.8を観測する地震が発生。

これまでに1800人以上が死亡、現地では現在も倒壊した建物に閉じ込められた人たちの救出が続いている。

8bitNewsには、夜を迎えたネパールの古都パタンでレストランを経営する日本人女性、内藤純子さんから映像が届いた。

ネパール在住歴は15年になる。

現地で日本料理店を切り盛りしながら、フェイスブックやツイッターを使って発信を続けてきた。

内藤さんが経営するDanRanフェイスブックページ

そんな内藤さんも被災し、近所のフットボールコートに開設された避難所で一夜を過ごした。

堀の元に内藤さんからツイッター経由で連絡がきたのは日本時間25日午後10時過ぎ。

多くの方に現地の窮状を伝えたいとのこと。被害の規模や今後の避難生活の見通しが効かない中、ネパールへの支援を求めています。

以下、内藤さんからのメッセージを掲載。

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ネパール地震の様子です

新しい建物は比較的被害がない一方で古い建物があちこちで部分倒壊したパタン。けが人も出ています。

幸い近くにフットボールコートがあり多くの市民はそこに避難しました。今も時折、余震があり多くの人が屋外で過ごしています。

撮影場所はラリトプール。甚大な被害のあった旧市街から徒歩15の住宅地です。

電気は通年を通して不足していますので、元々、週47時間(1日6、7時間ほど)計画停電があります。

現在は地震発生以降すでに14時間電気が来ていません。

水は上水の供給が普段からほとんどなく、この辺りの多くの家庭では給水車を呼んで水を買っていますが、道路事情、作業者が被災したなどの理由で今日(25日)は届きませんでした。

食料、飲料につては今日は商店も一部営業しており問題ありませんでしたが、農作物を含む多くの食品を輸入に頼っているため今後はわかりません。

ウチのスタッフの実家シンドゥリパルチョウクと言う地域では地滑り等により農業も被害を受け、倒壊により家畜が死んだりと農畜産共、被害がありました。彼のおばあちゃんは現在行方がわかりません。

ジャーナリスト

NPO法人8bitNews代表理事/株式会社GARDEN代表。2001年NHK入局。「ニュースウォッチ9」リポーター、「Bizスポ」キャスター。2012年、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校で客員研究員。2013年、NHKを退局しNPO法人「8bitNews」代表に。2021年、株式会社「わたしをことばにする研究所」設立。現在、TOKYO MX「堀潤LIVE Junction」キャスター、ABEMA「AbemaPrime」コメンテーター。2019年4月より早稲田大学グローバル科学知融合研究所招聘研究員。2020年3月映画「わたしは分断を許さない」公開。

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