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実は下処理も調理も楽チン♪【むかご】の定番でおいしい食べ方

りえか料理研究家

「むかご」食べたことありますか?

直径2〜3cm程度で小さいじゃがいもみたいな見た目ですが、

実は山芋の葉のつけ根にできるわき芽が肥大化したもの。

主な産地は北海道や青森県で、9〜11月頃が旬です。

むかごの栄養

むかごには、カリウム・銅・亜鉛・マグネシウム・鉄・ビタミンB1・パントテン酸・葉酸・ビタミンC・ビタミンEなどの栄養成分が含まれています。

また、消化酵素の「アミラーゼ」も含むため、胃腸の健康にもよく、

滋養強壮効果もあると言われています。

小さいのにぎゅっと栄養が詰まったすごいやつなんです。

むかごの下処理

むかごは皮ごと食べられるので、実は下処理がすごく楽ちん!

水の中でむかご同士をこすり合わせるようによく洗うだけ。

水を何度か替えて、むかごをこすり合わせても水が濁らなくなるまで

洗ってくださいね!

あとは、そのまま茹でたり、炊いたり、揚げたりするだけ!

むかごの定番おすすめレシピ

●むかごの炊き込みご飯

【材料】(約4人分)

  • 米 2合
  • 塩 小さじ1/2
  • むかご 100g

【作り方】

①むかごはよく洗って水気を切る。

②米は研いで浸水し、ザルにあげて炊飯器に入れ、分量の水を加え、塩を加えて軽く混ぜ、上にむかごをのせて平らにならし、炊飯する。

炊きたてのむかごはほくほく、ねっとり、里芋のような味わいです。

濃いめの塩味をつけたごはんと相性ぴったり!

●むかごの素揚げ

【材料】

  • むかご 好きなだけ
  • 揚げ油(米油) 適量

【作り方】

①むかごはよく洗ってペーパーなどで水気を拭き取る。

②揚げ油を170〜180度に熱し、むかごを入れて揚げ、油を切る。

お好みで塩をふる。

素揚げするときの温度、170〜180度になったかどうかの判断は、

菜箸を油に入れてみたときに、菜箸全体からぶくぶく泡が出るようになったら。

水気をよく拭いたむかごをそっと投入して、最初は音も大きく、

泡の勢いもあると思いますが、音と泡が落ち着いてきたら揚げあがりの目安です。

素揚げすると、皮が香ばしくパリパリ、

中もほくっとしてお塩をふるだけで絶品です。

●むかごの甘辛だれ炒め

【材料】(約2人分)

  • むかご(素揚げしたものまたは茹でたもの) 160g
  • 酒 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 醤油 大さじ1
  • 砂糖(甜菜糖)大さじ1

①フライパンに酒、みりん、醤油、砂糖を入れて軽く煮立てたところにむかごを入れ、煮絡める。

むかごを茹でる際の時間の目安は、水に塩(2カップに小さじ1程度)を入れて

火にかけ、沸騰してから2〜5分ほどでザルにあげてくださいね。

素揚げまたは茹でたむかごに青のりや粉チーズ、カレー粉などをまぶすだけでもおいしいです。

見かけたら是非試してみてくださいね♪

Instagramでは、色々なレシピをわかりやすく
ショート動画で投稿しているので、
よろしければ覗いてみてくださいね♪
Instagram→@riin_food

料理研究家

栄養士、調理師、フードコーディネーター。 旬食材を、素材を活かして手軽においしく楽しむ方法やレシピを紹介しています。

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