ヤングコーンのひげ捨てたら損!栄養豊富で甘くておいしいお茶に大変身【オーブンで簡単】
ヤングコーンは、とうもろこしの実(穂)が完全に成熟する前に収穫したもの。
地域や栽培方法によって差はありますが、
一般的に夏から秋(6~9月ごろ)がヤングコーンの旬と言えます。
成熟したとうもろこしの実よりも小さくてやわらかく、芯まで食べられますが
今回着目したいのは、実ではなくひげ。
ヤングコーンはひげの量も多く、栄養も豊富なので、
ただ捨ててしまうのは本当にもったいないです!
ヤングコーンのひげの栄養
ヤングコーンのひげは、ポリフェノールやビタミンC、カロテン、食物繊維などが豊富に含まれており、抗酸化作用や消化を助ける効果があります。
さらに、漢方医学では、ヤングコーンのひげは「玉米鬚」として知られ、
体内の熱や余分な水分を排出するのに役立ち、
利尿作用を促進する漢方薬として利用されています。
ひげから抽出される成分には、血糖値やコレステロール値を調整する効果があるともいわれています。
ヤングコーンのひげを活用したレシピ
実はヤングコーンのひげ、素揚げにしたり、かき揚げにしたり、
さっと茹でてドレッシングをかけたりと
色々な活用方法でおいしく食べることができます。
その中でも、今回はヤングコーンのひげをお茶にしてみたいと思います!
韓国食材店などでは見かけることが多く、韓国ではメジャーな
とうもろこしのひげ茶(コーン茶)。
香ばしくてほんのり甘くて飲みやすいんです。
本来であれば、天日干しして、鍋で煎って…という作業が必要なのですが
雨が降ったら干せなくて天気に左右されるのも困るし、
火の前に張り付いて火加減を気にしながら混ぜ続けるのは暑いし大変…
ということで、今回はオーブンだけで仕上げました。
オーブンで時短!ヤングコーンのひげ茶
【材料】(作りやすい分量)
ヤングコーンのひげ 6本分(正味80g)
①ヤングコーンのひげは、茶色い部分を取り除いて、
オーブンペーパーを敷いた天板の上に均一に広げ、
予熱なし100度のオーブンで30分焼き、乾燥させる。
②そのままオーブンの温度を180度に上げ、さらに10分加熱し、
茶色く色づくまで加熱する。
★様子をみて焦げそうだったら温度を下げたり、早めに取り出しても。
★色づいた部分は先に取り出し、色がつかない部分だけ残して加熱時間を5分ほど足す。
③粗熱が取れたら指先でつまみながらほぐし、清潔な容器で保存する。
④お茶1杯分につき、ティースプーン2杯程度を目安にお茶パックなどに入れ、熱湯を注ぐ。
注意したいのは、2度目の加熱は焦がすのではなく煎るのが目的なので
(ほうじ茶の仕上がりを目指すイメージです)
くれぐれも焦がして炭にならないように気を付けてくださいね!
味は、びっくりするほど甘みがあっておいしい!
でも、いやな甘さではなく自然な甘みで、
クセも少なくて、ごくごく飲めちゃいます。
ヤングコーンが手に入ったら是非試してみてくださいね!
この記事が、食を通して
季節を楽しむきっかけとなれたら嬉しいです。
Instagramでは、色々なレシピをわかりやすく
ショート動画で投稿しているので、
よろしければ覗いてみてくださいね♪
Instagram→@riin_food