【浜松市】南区・浜松まつり会館で、ひと足早くまつりの熱気を体感してきました
もうすぐGW。年に一度の「浜松まつり」が近付いてきました。この熱気を、いつでも体感したい。そう思ったことはありませんか?
そう思ったら「浜松まつり会館」へ。館内には、まつりで実際に使用した大凧や、御殿屋台などが展示されています。
4月某日。「浜松まつり会館」は3年ぶりに訪れた私を優しく迎えてくれました。入り口の顔ハメ看板は前回と同じです。
と思ったら、手前のプランターにミニチュア凧が挿してありました。看板に奥行が出て良い感じです。
館内へ一歩足を踏み入れると、そこはもう浜松まつりの世界! 正面上部の壁には実際のまつりで使われた大凧が展示されています。
大きさですが左側の「天」と描かれた大凧は10帖で、右側の「浜松まつり」は8帖。空高く揚がっている時はイマイチ大きさが分からないけど、こうして改めて見ると大きいよね。
大凧を揚げるのに必要不可欠な凧糸は1貫(200メートル)あたり69,000円。そして3日間のまつり期間中に使う長さは計2,000~2,500メートル。
ということは、凧糸代だけで70万円以上。これに凧代を加えると…。はわわわわ。ハードな世界です。
凧糸の作り方やハイビジョンルームでビデオ上映を観た後は大凧展示室へ。通路の両側には江戸時代から昭和初期までの凧絵が飾られています。
家康くん&直虎ちゃん凧の前はフォトスポットです。そうそう。感染症対策により、法被着用体験等はなくなっていました。
パッと見たところ天井から吊るされた大凧は3年前と変わっていません。と言いたいところですが、流れた年月の分だけ傷みが。
あとね、くまモンの大凧はありませんでした。
吊るされた展示の配置等はほぼ変わらない(と思う)けど、下の展示は変わっていました。
目を惹いたのは「平成」と「令和」の大凧。そして各町の手ぬぐい。これは壮観です!
振り返ると各町の法被がずらりと。おお、こっちも壮観! 法被の下には、まつり風景のジオラマが展示されています。こういうのって、つい見入ってしまうのよね。
大凧展示室を見終えたら、室内の奥にある通路を通り御殿屋台展示室へ向かいます。
ここは入室前は暗いけど室内へ入ると人感センサーが感知し、展示されている御殿屋台が点灯。それと同時に、まつりのラッパやお囃子などが流れ出し、正面壁のスクリーンには浜松まつりの様子が映し出されます。
並んでいる御殿屋台の中には浜松市制80周年を記念して作られた御殿屋台も。
軒下などを飾る見事な彫刻は、パッと見ただけでも桃から生まれた桃太郎や熊を持ち上げている金太郎。風神雷神、鶴と亀、飛龍に鳳凰など。
はあ~、細かい…。上の屋根の軒下部分もきちんと見たかった…。
大凧と御殿屋台の両方を見たら、最後は売店でお土産の物色タイムです。あ、もちろんお土産タイムが先でもOK。
ここは前回とレイアウトが少し変わっていました。
カウンター周辺では、まつりのラッパや小物などを販売しています。
3年前の人気グッズは町紋がデザインされたストラップでしたが、今はマスコット付きストラップが好評だとか。うん、たしかに可愛いっっ。
「某グループメンバーそれぞれの頭文字が町紋にある」ことに気付いたファンは嬉しかっただろうなあ。この売店エリアまでは無料ゾーンなので、浜松土産が欲しい時などに立ち寄る方もいるようです。
2022年は3年ぶりに子どもたちのお囃子が復活します。浜松まつりまで、もうすぐ。ひと足お先に体感してきちゃいました。
(取材協力:浜松まつり会館)
<施設情報>
施設名:浜松まつり会館
住所:浜松市南区中田島町1313
公式サイト:浜松まつり会館公式サイト(外部リンク)
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