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ホンジュラス代表はなぜ日本代表に大敗したのか?マイノル・フィゲロアに聞く。

河治良幸スポーツジャーナリスト

マイノル・フィゲロア(ウィガン・アスレティック/イングランド)

僕らホンジュラス代表は自分たちの力を信じることができなかった。日本代表をリスペクトするあまり、それを恐れてしまったのが(大敗の)理由だと思います。以前、来日して戦った時は今日よりもずっといい試合ができました。今日の結果に僕たちは恥ずかしく思っています。

−日本のどこが脅威だったか?特に危険だった選手がいれば教えてほしい。

今日の日本代表は全ての選手がいいプレーをしたと思います。4番の選手(本田)、香川選手、そしてキャプテンの17番(長谷部)。今日のスコアは試合の内容を反映していると思います。ただ、僕たちもできるだけ失点をしないようにつとめました。

−ホンジュラスはここ数試合なかなか得点ができていないが、その要因は?

決定力を高めていくために今後も練習を続けて行かなければならないですが、守備面も改善していく必要があります。日本代表は作り出したチャンスを全て決めましたけど、自分たちは少ないながらも作ったチャンスを一度も決めることができませんでした。

−ホンジュラスは若くていい選手も多いが、メンタル面を含めてどう強化していくべきか?

謙虚さを忘れずに、今後もトレーニングを続けていかなければならない。ただ、若い選手たちはこうやって新しいプロセスに参加するとなると、やはり今日のスコアの様に何かしらの代償を伴います。それでも代表のユニフォームを着ることの重みを感じて、今後も頑張ってほしい。

スポーツジャーナリスト

タグマのウェブマガジン【サッカーの羅針盤】 https://www.targma.jp/kawaji/ を運営。 『エル・ゴラッソ』の創刊に携わり、現在は日本代表を担当。セガのサッカーゲーム『WCCF』選手カードデータを製作協力。著書は『ジャイアントキリングはキセキじゃない』(東邦出版)『勝負のスイッチ』(白夜書房)、『サッカーの見方が180度変わる データ進化論』(ソル・メディア)『解説者のコトバを知れば サッカーの観かたが解る』(内外出版社)など。プレー分析を軸にワールドサッカーの潮流を見守る。NHK『ミラクルボディー』の「スペイン代表 世界最強の”天才脳”」監修。

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