パチンコ・パチスロ依存症の治し方
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「パチンコ・パチスロ依存症の治し方」についてお話ししたいと思います。日本には、ギャンブル依存症と呼ばれる人が300万人ほどいると言われています。そう、100人に3人に近くは、ギャンブル依存症なのです。恐ろしい数ですね。
その中で、もっとも多いと言われているのが、競馬依存症ではなく、競艇依存症ではなく、パチンコ・パチスロ依存症なのです。
どうしてパチンコ・パチスロが、競馬や競艇より、依存になりやすいかと言うと、パチンコ・パチスロ屋は、ほぼ毎日やっているからです。競馬や競艇と違って、毎日、朝早くから夜遅くまで、やっているからです。
では、あなたがパチンコ・パチスロ依存症ではないか? 今からテストしてみたいと思います。私が、今から12個の質問をしますので、ハイ・イイエでお答え下さい。
では、いきます。
① 趣味はパチンコぐらいしかない。
② 嘘をついてパチンコに行ったことがある。
③ パチンコに行きたくて、うずうずしてしまうことがある。
④ 食事もせずにパチンコを打ち続けてしまったことがある。
⑤ 自分で決めた額以上のお金をパチンコにつぎ込んだことがある。
⑥ パチンコのため、約束を破ったり待ち合わせ時間に遅れたことがある。
⑦ 借金してパチンコしたことがある。
⑧ パチンコで財布の中身をほとんど空にしてしまったことがある。
⑨ 大負けしたくせに「少し勝った」「とんとんだった」と嘘をついたことがある。
⑩ 負けてしまったために、必要な物を買えなかったことがある。
⑪ パチンコして、強い自責の念にかられたことがある。
⑫ 全然出ない台だと頭でわかていても、やめられないことがある。
以上です。
如何だったでしょうか?
いくつハイとお答えになったでしょうか?
今言った12個の問いに、5つ以上、「ハイ」と答えた人は、パチンコ依存症の可能性が高いです。8つ以上、「ハイ」と答えた人は、間違いなくパチンコ依存症だと思います。
続いて、
パチンコ・パチスロ依存症の治し方ですが、治す方法は、非常にシンプルです。
1.パチンコ・パチスロをやらないこと。
2.やらないことを継続すること。
以上です。
他に方法はありません。これはダイエットと同じです。
痩せるためには、摂取カロリーを減らすことと消費カロリーを増やすことです。他に方法はありません。多くの方が痩せられないのは、「他にうまい方法があるのではないか?」と思っているからです。そんな都合のいい方法はありません。有効なダイエット方法を探している限り、あなたが痩せられることはないでしょう。
パチンコやパチスロもそれと同じです。やめられる有効な方法を探している限り、あなたがパチンコやパチスロをやめられることはありません。パチンコ・パチスロをやめる方法は、「やめること」と「やめることを継続すること」の2つだけなのです。
やめるのは簡単です。誰だって簡単にやめられます。あなただって、1度や2度は、やめたことがあるかと思います。問題なのは、やめ続けることが出来るかどうか、です。これが大変に難しいのです。
私は、パチンコ・パチスロを本気でやめたいとおっしゃるのであれば、専門家の所へ行くのが1番だと思います。専門家とは、精神病院、カウンセリングルーム、自助グループの3つです。
今言った3つの何処かのお世話にならない限り、パチンコ・パチスロ依存症から脱出するのは困難です。そう、パチンコ・パチスロ依存症は、自分の意志と根性だけで治すのは、非常に困難な心の病なのです。
心理カウンセラーである私(竹内成彦)は、依存症の方が訪れた時は、心構えを持ってもらって、環境を整え(たとえば、財布の中には、電子マネーだけを持ち、現金は1,000円以上は持たない等)、脳を調整するということをやっています。治すための細かいテクニックや方法は多々あるのですが、心と環境と脳、その3つを整えることが、パチンコ・パチスロ依存症を改善させるカギです。
私は、あなたが一刻も早く、パチンコ・パチスロ依存症から回復することを祈っています。というわけで、今日は以上です。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。