【函館市】道内では函館だけ。このまま"タイムスリップ"できそうな『東北以北最古の手動式エレベーター』
市電「十字街」駅 徒歩 約1分の場所にある「函館地域交流まちづくりセンター」。
こちらの中にある『東北以北最古のエレベーター』にお邪魔させていただきました。
・基本情報・
住 所:函館市末広町4番19号
開館時間:9:00~21:00
休館日 :12/31~1/3
「函館地域交流まちづくりセンター」は丸井今井呉服店函館支店として建てられた建物を再利用しており、現在は市民活動の支援や地域の情報発信などを通し函館のコミュニケーションやまちづくりのサポートをしています。
撮影・見学・搭乗をご希望の方は1階インフォメーション
"緑のベストを着用のスタッフ"まで
「手動式エレベーターに乗りたいです」もしくは
「手動式エレベーターを撮影したいです」とお声がけください。
と公式ホームページに書いてあったので、入館後さっそくお声がけさせていただきました。
スタッフの方に連れて行ってもらい、いよいよご対面。
見たときも"和と洋を感じられて素敵だな"と思ったのですが、細かなところに年月の長さを感じられますね。
ドアの左上にある階数を示す部分がなんとも趣があります。
今回、実際に搭乗もさせていただきました。
中は全体的に緑色で手すりを含む他のものが金色となっていました。
そして階数が書いてあるプレート。こちらは今のエレベーターだと何階に何があるのか、どういう店舗が入っているのかが表記されるようなものかなと思いました。
エレベーターはレバーを左右に動かすことで昇降します。
行きたい階数に停まるには、操作するスタッフさんが目で確認しながらタイミングよくレバーを中央に戻す必要があるそうです。
筆者が乗った時も1度だけ微調整をしており、ぴたっと停めるのは難しそうだなと感じました。
動き出すときや停まるときの衝撃は結構大きく、あまり心構えをしていなかった筆者は少しびっくりしました。
このような部分も今の静かなエレベーターとの違いが感じられますね。
そして何より気分が高まったのがエレベータ内から見られるこちら。
中から柵を見ることができ、昇降することにより今何階なのかを示す数字が表れます。
実際にエレベーターが"動いていること"がはっきりとわかり、わくわくしました。
1階から5階まで移動した際ちょっとしたエレベーターの違いを発見しました。
何階にエレベーターがあるのかを示す部分がこのように違いがあり、どちらの階も素敵です。
外側から見られる部分で違いがわかるのも楽しいですね。
また、1階のエレベーター前には説明が書かれたものが飾られていたので、さくっと乗りたい方も行きやすいですね。
筆者は今回、スタッフの方に色々なお話を聞きながら乗らせていただきました。
15分程だったと思いますがとても素敵な時間でした。
こちらの手動式エレベーターは東京・京都・函館の"3か所"にしかないとのこと。
現在、道内で唯一あるのが「函館」。
函館市内にありながらも『東北以北最古の手動式エレベーター』というものをあまり認識していなかった筆者も来られてよかったなと感じています。
十字街の街並みと合わせて、函館の風情を感じに足を運んでみてはいかがでしょうか。
◎東北以北最古のエレベーター(まちづくりセンター内)◎
住 所:函館市末広町4番19号(Googleマップ)
電話番号:0138-22-9700
アクセス:市電「十字街」駅 徒歩 約1分
函館バス「十字街」 徒歩 約20秒
開館時間:9:00~21:00
休館日 :12/31~1/3
駐車場 :有(30台)※ バスは駐車できません
(2時間まで無料/超過30分ごとに100円。ご利用の方は、1階インフォメーションにて受付)
公 式:ホームページ(外部リンク)
公 式:Twitter(外部リンク)
※エレベーターの点検作業中やイベント開催時には見学・撮影ができない場合があります。
※見学する際に施設からお願い事項等があります。ホームページにてご確認ください。
~撮影・掲載にご協力いただきありがとうございました~