2学期のスタートを不安に思う子に効果的だった!教師も実践して効果のあったちょっとした声かけ3選
夏休みが終わりに近づき、学校が始まるのを不安に思うお子さんを見ていると、心配になりますよね。お母さんの気持ち、よくわかります。私も親御さんから相談を受けてきました。今回は前向きな気持ちになる効果的な声かけを3つ紹介します。
1. 不安な気持ちを受け止め、一緒に対策を考える
子どもの不安な気持ちをしっかり聞き、否定せずに受け止めます。そして、具体的な心配事に対して、一緒に対策を考えていきます。これにより、子どもは自分の気持ちを整理し、問題解決の力をつけていきます。
効果的な声かけ
「学校のことで心配なことがあるんだね。どんなことか、もう少し詳しく教えてくれる?」
NGな声かけ
「そんなことで不安になるの?考えすぎよ」
2. 学校生活の楽しみを一緒に見つける
新学期に向けて楽しみなことを一緒に探します。例えば、久しぶりに会う友達や、好きな授業、学校行事などです。楽しみを見つけることで、前向きな気持ちが芽生えます。
効果的な声かけ
「新学期で楽しみなことってある?一緒に考えてみようか」
NGな声かけ
「学校は楽しいところなんだから、心配しすぎだよ」
3. 生活リズムを整え、少しずつ学校モードに
夏休み中に乱れがちな生活リズムを、少しずつ学校モードに戻していきます。就寝時間や起床時間を徐々に調整し、規則正しい生活を心がけます。これにより、心と体の準備が整います。
効果的な声かけ
「学校が始まるまでに、少しずつ早寝早起きしていこうね。一緒にがんばろう」
NGな声かけ
「いつまでダラダラしてるの?しっかりしなさい」
まとめ
子どもの不安な気持ちを受け止め、学校生活の楽しみを見つけ、生活リズムを整えることで、思春期の子どもは少しずつ前向きな気持ちになっていきます。すぐに変化が見られなくても、焦らず続けることが大切です。子どものペースを尊重しながら、粘り強く寄り添ってあげてください。
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