9月3日、高橋道雄九段(59)と藤井聡太七段(17)が対戦 C級1組順位戦4回戦
9月3日。東京・将棋会館においてC級1組順位戦4回戦▲高橋道雄九段-△藤井聡太七段戦がおこなわれます。両者の対戦は初めてとなります。
ここまでの成績は高橋九段は2勝1敗。藤井七段は3連勝です。
高橋九段は1983年、23歳五段の時に、初タイトルの王位を獲得しています。
高橋五段は当時、C級1組に所属していました。四段デビューから3年3か月という期間でのタイトル獲得は、歴代4位のスピード記録となります。
高橋九段は谷川浩司現九段らと多くの名勝負を繰り広げました。タイトル獲得は王位3期、棋王1期、十段1期。合計5期となっています。
順位戦最上位のA級には13期在籍。
1991年度には名人挑戦権を獲得。1992年の名人戦七番勝負で中原誠名人(当時)に挑戦し、3勝1敗と先行し、名人位まであと1勝と迫ったこともありました。
高橋九段は現在はC級1組に所属。昨年度は昇級候補の佐々木勇気七段を破るなど、若手棋士の大きな関門となっています。
藤井七段は9日1日、谷川九段に勝利しました。
藤井聡太七段(17)初の王将戦リーグ入り決定 二次予選決勝で谷川浩司九段(57)を降す
https://news.yahoo.co.jp/byline/matsumotohirofumi/20190901-00140791/
藤井七段が谷川九段、高橋九段と相次いで対戦することになったのも「手順の妙」なのかもしれません。
順位戦の持ち時間は各6時間(C級1組はチェスクロック方式)。終局は夜遅くとなるのが通例です。
【前記事】
藤井聡太七段(17)が金井恒太六段(33)に勝利 将棋順位戦C級1組3回戦
https://news.yahoo.co.jp/byline/matsumotohirofumi/20190807-00137320/