JAL（日本航空）は、3月9日（木）午前0時、3月12日（日）午前0時の2回に分けて、国内線全路線一律片道6600円セール「Web限定 国内線航空券タイムセール」が発売開始となる。JAL以外にもソラシドエアやAIRDOなどもセールを行っているほか、2月末に国内線全路線片道7000円セールを販売したANAも国際線で燃油サーチャージ込みの新たなセールの発売を開始した。

4月14日～5月31日搭乗分（一部除く）は3月9日発売、6月搭乗分は12日発売

　JALの国内線セールは2回に分けて販売される。大人は片道6600円、子供は片道4950円（一部空港では国内線旅客施設使用料）。2月28日から販売されたANAのセールでは、平日7000円、土日1万円となっていたが、今回のJALのセールは曜日を問わず、片道6600円の設定となる。予約後、購入は当日中に行う必要がある。またJALマイレージバンクへの積算率は50％となる。キャンセルする場合には購入後～搭乗55日前までは税抜き運賃額の約5％相当額、54日前～出発時刻までは税抜き運賃額の約50％相当額となる。

　1回目は3月9日（木）午前0時（8日の24時）からの販売で、対象搭乗期間は4月14日（金）～28日（金）、5月1日（月）・2日（火）、8日（月）～31日（水）となる。

　2回目は3月12日（日）午前0時（11日の24時）からの販売で、対象搭乗期間は6月1日（木）～30日（金）で除外期間はない。6月になると、北海道も暖かくなって本格的な観光シーズンに入り、沖縄はもちろん海で泳ぐことも可能であり、少し早めの夏の旅行にもおすすめである。

GW期間中も5月1日・2日はセール対象

　GW期間中も5月1日・2日が対象となる。先日発売されたANAの7000円セールではGW期間中は全て除外だったが、JALのセールでは5月1日・2日が対象となることで、例えば4月28日（金）出発、5月1日（月）戻りなどでもセールが使えることになる。ただチケットの争奪戦は他の日以上になることが予想される。

ソラシドエアでは羽田～那覇で片道最安6200円も

　JAL以外でも、国内線では九州や沖縄に路線が多いソラシドエアがJALと同じく3月9日（木）午前0時からセール「ソラシドスペシャル」を販売する。4月6日（木）～6月30日（金）までの設定で、最安値は羽田～那覇と羽田～鹿児島で片道6200円、羽田～宮崎・長崎・大分・熊本で片道7400円での販売となる。設定便・設定座席数に制限はあるが、ゴールデンウィーク期間中も設定される。

　またAIRDOも4月1日～27日搭乗分を対象に、便によって運賃は異なるが最安で片道6500円からの「SPRING SPECIAL SALE」を販売中となっている。

ANA・JALでは国際線のセールもハワイ往復9万円台に

　更に国際線でもセールを続々と発表している。ANA（全日本空輸）では3月7日から13日までの7日間限定で、4月1日～6月30日搭乗分を対象（路線によって対象期間は異なる）に「ANAで思いっきりん 海外に行こうセール」を販売する。燃油サーチャージ込み（航空保険特別料金、現地空港税などは別途必要）でホノルル線（便限定）で往復9万円、クアラルンプール、ジャカルタ、ムンバイもホノルル同様に往復9万円、ロサンゼルスとシドニーで往復12万円、北米のニューヨーク、サンフランシスコ、シアトル、バンクーバー、ヨーロッパのロンドン、パリ、フランクフルトをはじめとしたヨーロッパ各都市（一部都市を除く）へは往復19万円の設定となる。

　今回のセールでは、国内各空港から東京（羽田・成田）で乗り継ぐ場合の国内線乗継運賃が無料となり、東京発と同じ料金でANAが就航する国内各都市から利用できる。

　JALにおいても3月7日（火）～14日（火）までの期間限定で、4月1日～7月13日搭乗分の東京・大阪・名古屋～ホノルル線を燃油サーチャージ込み（航空保険特別料金、現地空港税などは別途必要）で往復9万4000円で販売するなどセールが相次いでいる。

　春から夏にかけてセール運賃で旅行する人が増えそうだが、JALの国内線一律片道6600円のセールは発売直後から予約が集中することになりそうだ。