元阪神・藤川球児と注目の4本マイクのレゲエクルー・MACK JACKがコラボ 高校球児を熱烈応援
“火の玉ストレート”藤川球児×MACK JACK「泥だらけドリーマー」
神戸在住、全員元高校野球球児の4本マイクのレゲエクルーMACK JACK(マックジャック)の配信シングル(7月2日~)「泥だらけドリーマー」が、「2021tvk高校野球神奈川大会中継応援ソング」に起用され、注目を集めている。熱戦が続く日本最大の激戦区で、文字通り泥だらけになりながら甲子園を目指す神奈川県の高校球児に、声援ならぬ“歌援”を送っている。もう一人、神奈川県の高校球児に熱い声援を送っているのが、元阪神タイガース・藤川球児だ。17日からtvkでオンエアされている「泥だらけドリーマー」のTVスポットに、藤川が登場し、高校球児に激を飛ばしている。
先日、藤川がTVスポット用のナレーションを収録するスタジオに、MACK JACKの4人が駆け付け、初対面。全員元球児のM.C.L(ミッチェル)、ALI(アリ)、CHAI(チャイ)、JAGA-C(ジャガシー)は、憧れの人が到着するのを待ちながら、緊張が隠せない。特にM.C.L、ALI、 CHAIの3人は、高知中央高等学校野球部で甲子園を目指していたこともあって、高知県出身で高知商業で甲子園出場を果たしている藤川に会えることに、興奮を隠しきれない様子だった。
スタジオに藤川が入ってくると、開口一番「(高知で)どこのカラオケ屋に行ってたの?」と、地元トークで盛り上がる。MACK JACKは、休みの日にカラオケで湘南乃風の曲を練習し、文化祭で披露し歓声を浴びたことも、音楽の道を目指すきっかけになっている。「泥だけドリーマー」を聴きこんできた藤川は4人にデビューのきっかけや曲についてなど、矢つぎ早に“インタビュー”。今回「泥だらけドリーマー」が高校野球中継のテーマソングに起用されたことについても「よく神奈川県大会勝ち取ったね(笑)。全国で参加高校の数が最多で、試合数も多いから曲が流れる回数も多い。コロナ禍で球場に行ける人も少なくて、プロ野球もそうだけど、家で見ている人がものすごく増えている。だから視聴者の反応とかを見ていると、自分がやっている解説にもいつも以上に注目が集まっているのを感じるし、『泥だらけドリーマー』もたくさんの人に聴いてもらえるチャンスだ」と、今のMACK JACKが置かれている状況を的確に“分析”し、“解説”してくれた。
M.C.Lが藤川の著書『火の玉ストレート プロフェッショナルの覚悟』にサインを求めると、「どの辺まで読んだ?」と藤川が聞き、M.C.Lは「まだ読み始めたばかりで…」と言うと「だったらまだ読まない方がいい。成功、失敗、挫折、葛藤とか僕の今までの人生を全部書いているので、そこは情報を入れて参考にしたりするよりも、全部自分で経験、体験した方がいい。でも歌詞を書く時に困ったら読んでいいよ(笑)」とアドバイス。藤川はこの本の中で、常に全力を尽くし、努力し続けることは無駄ではないと語っている。MACK JACKが「泥だけドリーマー」に込めたメッセージもそうだ。さらに、MACK JACKは全員が働きながら音楽活動を続けているが、藤川は「早く音楽に集中できるようになるといいね。こっち(プロの世界)でまた何か一緒にやりましょう。こういうの(コラボ)初めてだから、絶対売れて欲しい」と激励していた。
「まさに火の玉ストレートで、その言葉にずっと心が燃えていました」(CHAI)
対面を終えた4人に藤川の印象について聞いた。「僕も球児さんが書かれた本を読み進めていたのですが、でも“読むな”と言ってくださって、それは勝負の前に攻略本を先に読むなということだと思うので、その言葉にグッときました。でも早く読みたいです(笑)」(ALI)。「夢のような時間で、ずっとふわふわしていました。『泥だらけドリーマー』のことをすごく褒めてくださって、自信になりました。スーパースターなのに、スタジオに入った瞬間すぐに話しやすい空気を作ってくださって、あんな大人になりたいと思いました」(M.C.L)。「まさに火の玉ストレートで、その言葉にずっと心が燃えていました。コロナ禍だからできることを球児さんも常に考えていて、そこは僕達も常に前向きになれることを探っているので、間違ってなかったということを確認できました」(CHAI)。「仕事をしながらではなく、早く音楽一本で食べて行けるように頑張れということを言っていただけて、気合が入りました。早く一人前になって、球児さんと深いお話をさせていただきたいです」(JAGA-C)。
「泥だらけドリーマー」は、いい意味で泥臭い歌詞と親しみやすいメロディが印象的で、どんな人の心も鼓舞させ、背中を押してくれる全方位型応援ソングだ。MACK JACKの4人は藤川球児にエネルギーを注入してもらい、応援を得て、さらにこの歌を多くの人に届けるべく前に進んでいく。