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今年の “濃ニボ” はちょい辛?「マルちゃん正麺 濃ニボ ちょい辛」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ ちょい辛」を食べてみました。(2023年6月12日発売・東洋水産)

この商品は、好評のフレーバー“濃ニボ”に辛さをちょっと加え、背脂のコクと煮干しの旨味をたっぷりと利かせたやみつき感のある濃厚煮干しスープがシリーズらしい本格感のある麺とともにカップ麺として気軽に楽しめるボリューム感抜群な一杯、“マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ ちょい辛”となっております。

では、今回の“マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ ちょい辛”がどれほど煮干し・醤油・ポークの旨味を利かせた濃厚な仕上がりとなっているのか?豊富に使用された背脂による味わい深いコクやピリッとした辛さ、硬めで歯切れの良い食感の太麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(124g)当たり421kcal。
食塩相当量は6.9gです。

次に原材料を見てみると、煮干しだけでなく昆布といった魚介の旨味を利かせ、ポークや豊富に使用した背脂によってコク深く濃厚な味わいへと引き立て、今回は唐辛子の辛みをちょっと追加した喉越しの良いインパクト抜群な味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り2種類の“かやく”、液体スープ、粉末スープといった4つの調味料などが入っています。

では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりに粉末スープを加えてよくかき混ぜ、さらに液体スープを加えてよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、スープに広がる背脂によって煮干しの旨味をコク深く引き立てた味わいがたっぷりと楽しめる“ちょい辛”で贅沢仕様の一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、東洋水産の特許製法“生麺ゆでてうまいまま製法”によるもっちりとした弾力のある仕様となっており、ポークをベースに煮干しの旨味を贅沢に利かせ、さらに豊富に使用された背脂からもコク深さが際立つ濃厚な煮干しスープがよく絡み、一口ずつにじんわりと染み渡る荒々しくもポークによるまろやかな旨味やピリッとした辛みが口いっぱいに広がっていき、煮干しの風味豊かな香りや醤油の芳醇な風味が後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの焼豚以外に背脂加工品・メンマ・“ねぎ”が使用されていて、特にこの焼豚は、よくカップ麺で見かけるチープな仕様ではありますが…じっくりと味わってみると、それなりに味付けされた肉の旨味が感じられる仕上がりとなっていたため、単品で楽しむというよりも、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。

スープは、ポークをベースに煮干しの旨味をしっかりと利かせ、旨味の強い“かえし(醤油ダレ)”や背脂を豊富に使用したことによって全体的に濃厚感が際立って感じられ、脂っこさや“くどさ”といった感じは一切なく、魚粉ならではのざらつきもまろやかなスープに溶け込み、キリッとした口当たりと絶妙にマッチしたメリハリのある濃厚煮干しスープとなっています。

ということで今回“マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ ちょい辛”を食べてみて、ポークをベースに煮干しの旨味と唐辛子を利かせた濃厚煮干しスープに仕上げ、豊富に使用された背脂も合わせて濃いめのテイストに際立ったスープには…煮干しならではの荒々しい旨味をコク深くまろやかな味わいとして唐辛子とうまく調和し、“とろみ”が付くほど濃厚な仕上がりでありながらも最後まで飽きることもなく、まさにカップ麺とは思えないほどの旨味がバランス良く凝縮されたクオリティの高い一杯となっていました。

やはり“煮干し”の旨味を活かしたテイストは美味いですね。さらに今回は前作に唐辛子の辛さが追加され、ポークの旨味や豊富に使用された背脂によって濃厚感・コクが引き立てられていましたから、煮干しの旨味を思う存分たっぷりと楽しみたい方はかなり満足できるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

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