人生に悩んでいる人へ。老子の名言「誰かを深く愛すれば…」英語&和訳
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回は老子の名言をご紹介します。老子(紀元前6世紀頃)は古代中国の思想家で、道教の創始者として有名です。
今回は、人生に悩んでいる人に届けたい老子の名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。老子の名言「誰かを深く愛すれば…」英語&和訳
「誰かに深く愛されれば強さが生まれる。誰かを深く愛すれば勇気が生まれる」
老子(古代中国の思想家)
愛とはどういうものを言うのでしょうね。愛にもいろいろな形がありますよね。親子愛、夫婦愛、兄弟愛。
例えば、子供が親に料理を作ったとして、その目的がお小遣いをもらうためだったら、それは愛ではないですよね。下心があるというか。
もし子供が親に料理を作ったとして、その目的が親を喜ばせるためだったら、それは愛だと思うのですね。その人の喜ぶ姿が見たい、その人を笑顔にさせたい、他には何も見返りは要らない、それは愛がないとできないのではないかなと。
愛は見返りがないところに存在するものなのではないかなと。反対に、何かをするとき、そこに見返りを求めているなら、それは愛ではないと思うのですね。
そして、その見返りのない愛を受け取ったとき、それを感じたとき、感謝の気持ちが湧いてきますよね。
私も子供の頃から大人になるまで、母が毎日朝昼晩と食事を作ってくれて、父は毎日働いて、食べさせてくれて、それは愛以外の何物でもないなと。何も見返りがないわけなので。そう思うと、もっと両親を幸せにしたいという気持ちが湧いてくるのですよね。
人は自分のために何かをするときよりも人のために何かをするときの方が力が湧いてきますよね。自分のために食事を作るのと、好きな人のために食事を作るのでは、気合の入り方が全然違いますよね。
人のためにというのが、人間の力の源になるのではないかなと。
「誰かのために生きてこそ人生には価値がある」
アルバート・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)
人生に悩んでいる人へ。「愛」に関する名言3選
いかがでしたでしょうか?今回は老子の名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『老子の名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、老子の名言を11句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『アインシュタインの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、アインシュタインの名言を44句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「愛」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「愛があるところに人生がある」
マハトマ・ガンジー(インド独立の父として知られる政治指導者)
「愛とは、二つの肉体に宿る一つの魂である」
アリストテレス(古代ギリシャの哲学者)
「愛とは、見つめ合うことではなく、共に同じ方向を見つめることである」
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(フランスの作家)
お読みいただき、ありがとうございました!