【好かれる人が使わない「相手を傷つける言葉」3選】最後のひとつは意外と言ってしまいがち⁈
こんにちは、読書家・はるママです。
今回は、好かれる人が使わない「相手を傷つける言葉」を3つ、ご紹介します。最後のひとつは、意外と言ってしまいがちかもしれません。傷つけないために気をつけるポイントもあわせて解説しますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
1.できないのは君だけだよ
相手を傷つける言葉の一つ目は、「できないのは君だけだよ」です。
この言葉は、使う側に明確な悪意がないとしても、言われた側のショックは大きいです。その原因は、「君だけ」という極端な表現。
人は、自分の伝えたいことが相手にちゃんと伝わっていないと感じると、「極端語」を使いがちになります。極端語とは、「いつも」「ちっとも」「全然」「みんな」「絶対」といった極端な言い方のこと。
良いことを伝えるならいいのですが、相手を責めるときに使うと「傷つけるトゲ」となります。そして、ぜひ覚えてほしいのが、そのトゲは逆効果ということです。
たとえば、「できないのは君だけだよ」と言われた人は、心の中で「私だけじゃないのに…」と反論し、「どうしていつも遅刻するの?」と叱られた人は、「いつもじゃない。昨日はしなかった」と反発します。相手は「不当に責められた」と傷つき、反省どころじゃなくなるでしょう。
好かれる人は、相手に注意するときに極端語を使いません。「どうしていつも遅刻するの?」を「どうして遅刻するの?」に変えるだけでも、印象が違いますよね。私たちも、極端語を抜くことを意識して、習慣にできたらいいですね。
2.小学生じゃあるまいし
相手を傷つける言葉の二つ目は、「小学生じゃあるまいし」です。
たとえば、「雪のように白い肌」と言うと、ありありと肌の白さを伝えることができます。比喩を使うと表現が鮮やかになるのはいいのですが、文句を言うようなときに使うと、相手を深く傷つけることになります。
「小学生じゃあるまいし」といった言葉を、決まり文句のように使っている人もいるでしょう。言われた相手は「小学生レベルなんてひどい!そこまで言わなくても…」と恨みを募らせているかもしれません。
言葉で思いを伝えようとしても、半分も伝えられないものです。ところが悪意は、2倍になって相手に伝わります。なぜなら、人はネガティブな情報に注意が向きやすいという性質を持っているから。
人に好かれたいなら、悪意の比喩は使わないようにしましょう。また、どうしても文句を言いたいときは、半分以下に加減するべきです。それで充分伝わるはずですから。
3.言われるのは何回目?
相手を傷つける言葉の三つ目は、「言われるのは何回目?」です。
質問とは、答えを求めてするものですよね。この質問には、なんと答えたらいいのでしょう?
相手の言動にあきれる気持ちや、強く責めたいという思いが、質問形式にさせてしまうのです。質問形式の攻撃は、相手を追い詰めます。
答えようのない質問をされるのは、問われる側にとってはつらいものです。返事のしようがないのに、何も言わないと、それはそれで責められるのですから。
「こんな成績でどうするの?」を「この成績なら、もっと努力しようね」、「どうして単純なミスをするの?」を「単純なミスに気をつけようね」に変えたほうが、相手はあなたの話を受け入れやすくなるでしょう。また、「単純なミスをどうしたら減らせると思う?」と相手に投げかけるなら、攻撃にはなりません。
心地よい人間関係のために、「質問形式の攻撃をやめる」と心がけてみてはいかがでしょうか?
まとめ
好かれる人が使わない「相手を傷つける言葉」は、「できないのは君だけだよ」「小学生じゃあるまいし」「言われるのは何回目?」の3つでした。
私はこのことを、津田秀樹さん、西村鋭介さんの著書【会話の9割は「言いかえ力」でうまくいく】を読んで学びました。今回ご紹介した他にも、人間関係をよくするヒントが満載です。もっと詳しく知りたい方は、是非お手に取ってご覧ください。
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【参考文献】
会話の9割は「言いかえ力」でうまくいく
津田秀樹・西村鋭介 著 アスコム
この本に出会えたこと、感謝しています