【悪気はないのに嫌われる人の残念な行動3選】最後のひとつは意外とやってしまいがち⁈
こんにちは、読書家・はるママです。
今回は、悪気はないのに嫌われる人の残念な行動を3つ、ご紹介します。最後のひとつは意外とやってしまいがちかもしれません。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.哀れっぽくお願いする
悪気はないのに嫌われる人の残念な行動の一つ目は、哀れっぽくお願いすることです。
「自分ではどうしようもないから助けてほしい」と、わざと哀れっぽくお願いしたら、相手はかわいそうに思って助けてくれそうですよね。実は愚策。心理学者のパワーズとツアロフの研究によると、哀願的な人は、表面的ななぐさめしか得られず、たいして助けてもらえず、しかも嫌われやすいそうです。散々ですね(汗)
私たちは、哀願的な人を心の奥で軽蔑してしまいます。さらに「頼られすぎると困る」という思いも働いて、なるべく関わらないようにするでしょう。
では、私たちが人を助けたいと思うのは、どんなときでしょうか?それは、誰かが一人で頑張る姿を見たときです。「無理だからお願い」を言われるより、「自分で頑張ろうと思うんだけど、やり方はこれであってるかな?」と聞かれたほうが、協力してあげたくなりますよね。頼られすぎることもなさそうなので、安心して手を貸すことができます。
わざわざ哀れっぽくお願いしなくても、自分で頑張ろうとする人が助けてもらえるなら、世の中捨てたもんじゃない気がしますね。
2.不満を態度で表す
悪気はないのに嫌われる人の残念な行動の二つ目は、不満を態度で表すことです。
「どうせ言ってもわかってもらえない」「口をきく気にもなれない」といった気持ちから、不満を態度で表してしまうことってありますよね。
実は、不満そうな態度をとるだけのほうが、不満をはっきり口にするより、人間関係を悪くします。なぜなら、口で言わなくても態度に出すことは、相手への攻撃になっているからです。さらに、言葉で相手に伝えようとしないことは、コミュニケーションを半分拒否しているとも言えます。
人間関係においてコミュニケーションの有無は重要です。難しいことですが、攻撃的にならずに、コミュニケーションをとる努力をしましょう。相手の話も聞いてあげて、自分のことも相手に伝えて、話し合いをする、これがいちばん人間関係をよくします。
すべての人にとは言いません。せめて家族や親友など、失いたくない相手には、気持ちを言葉で伝える努力をしたいものですね。
3.傷ついたと伝える
悪気はないのに嫌われる人の残念な行動の三つ目は、傷ついたと伝えることです。
あなたは、ひどいことを言われたりされたりしたとき、「私はこんなにも傷ついた」と伝えていますか?人のことを傷つけたのだから、相手は責められて当然ですよね。「言いすぎた」「やりすぎた」と反省して、これからは傷つけないように気をつけるかもしれません。
何の問題もなさそうなこのやりとりに、実は落とし穴があります。自分の言動によって相手を深く傷つけたことを、あとから反省した場合、深層心理では相手への嫌悪感が増すのです。
なぜかというと、人は「反省=自分を責める」ということが、心理的に受け入れがたいから。自分を責めることに耐えられない心は、無意識のうちに相手のことを「嫌なヤツ」と思うことによって、自分のしたことを正当化し、自責の念を和らげようとします。相手の反省が本物であればあるほど、あなたは憎まれてしまうのです。しかも相手は、なぜあなたを憎く感じるのか、その理由に気がつきません。
これをどうにか防ぐには、傷ついたことを伝えるのではなく、「こういうことはしないでほしい」とはっきり言うほうがいいでしょう。その場で多少の言い争いになったとしても、じわじわ嫌われるよりマシですよね。
まとめ
悪気はないのに嫌われる人の残念な行動は、「哀れっぽくお願いする」「不満を態度で表す」「傷ついたと伝える」の3つでした。
私はこのことを、津田秀樹さん、西村鋭介さんの著書【会話の9割は「言いかえ力」でうまくいく】を読んで学びました。今回ご紹介した他にも、人間関係をよくするヒントが満載です。もっと詳しく知りたい方は、是非お手に取ってご覧ください。
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【参考文献】
会話の9割は「言いかえ力」でうまくいく
津田秀樹・西村鋭介 著 アスコム
この本に出会えたこと、感謝しています