【自分を嫌わないための心の守り方3選】自分を好きになる裏技も試してみてね!
こんにちは、読書家・はるママです。
今回は、自分を嫌わないための心の守り方を3つ、ご紹介します。最後のひとつは、自分を好きになる裏技でもあります。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.努力不足のせいにしない
自分を嫌わないための心の守り方の一つ目は、すぐに努力不足のせいにしないことです。
自分では必死に頑張ったのに、思うような結果を出せなかったという経験は、誰にでもあるでしょう。「うまくいかなかった」「失敗した」…、そのたびに「努力が足りなかったから」と自分を責め続けていては、大切な自分を嫌いになってしまいそうです。
禅の考え方は、「完璧」「完全」という概念を否定しています。たとえば、抹茶茶碗の形のゆがみや色ムラに、「不完全の美」を見出すのです。
「物事には、すべて完全・完璧はない」という考え方は、言いかえれば「どこまで行っても、その先に努力の世界が開けている」ということ。
努力に終わりがないのなら、努力不足は当たり前。自分を責めて落ち込む必要なんてありません。うまくいこうがいくまいが、いつだって努力の余地はあるのですから。
「じゃあ、もっとがんばらなくちゃいけないの?」と、暗い気持ちになったあなたは、おそらく頑張りすぎです。肩の力を抜いて、「不完全の完全」を目指してみてはいかがでしょうか?伸びしろだらけの自分を好きになってもいいのです。
2.貴重なご意見ありがとう
自分を嫌わないための心の守り方の二つ目は、「貴重なご意見ありがとう」と思うことです。
「自分が優位に立つために、相手を貶めてやろう」と、わざわざ傷つける言葉をぶつけてくる人がいます。たとえば仕事でのライバルが、ちょっとした失敗をあげつらって「こんな仕事ぶりじゃ信用できないな」と声高に言い放ったり、SNSの投稿を「意識高い系」と揶揄する人がいたり…。
侮辱されたことに傷ついて、自分を嫌いになるなんてもったいないです。「貴重なご意見どうもありがとう」という気持ちで受け流しましょう。相手の薄っぺらい闘争心を真に受けることはありません。
「一理あるな」と感じたなら、それは自分の成長の糧にすればいいのです。「自分を傷つけにかかってくる人は、自分の成長を促してくれるありがたい存在」と思えるくらい、余裕しゃくしゃくでいたいものですね。
3.私も捨てたもんじゃない
自分を嫌わないための心の守り方の三つ目は、「私も捨てたもんじゃない」を口癖にすることです。
最近の教育は変わってきているのかもしれませんが、アラフォーの私が義務教育を受けていた時代は、すべての教科で平均点以上を取ることが良いとされていた気がします。あなたはどうでしょうか。
平均点教育に慣れている人は、自分のどこが優れているかということより、「平均点以下の自分」を強く気にする傾向があるように思います。「私は人と比べて、あれが苦手、これができない」と、マイナスにばかり目を向けていると、自分のことがイヤになってしまいませんか?
人間というのは、それぞれに得意なことがあるもの。ところが、自分では意外と気がつかないのです。
そこで、小さなことでも何かうまくいくたびに、「なかなかやるな。私も捨てたもんじゃない」とつぶやいてみましょう。「私も捨てたもんじゃない」を口癖にすると、たくさんの「できる自分」を見つけることになります。
これが、自己肯定感を高めて、自分を好きになる裏技。ぜひお試しあれ。
まとめ
自分を嫌わないための心の守り方は、「すぐに努力不足のせいにしない」「貴重なご意見ありがとうと思う」「私も捨てたもんじゃないを口癖にする」の3つでした。
私はこのことを、枡野俊明(ますの・しゅんみょう)さんの著書「上手な心の守り方」を読んで学びました。今回ご紹介した他にも、悩みをこじらせない知恵が満載です。もっと詳しく知りたい方は、是非お手に取ってご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます
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【参考文献】
「上手な心の守り方」
枡野俊明・著 三笠書房
この本に出会えたこと、感謝しています