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【赤穂市】赤穂義士の節目に合わせて登場する赤穂大石神社の特別ご朱印が大人気!

歌見フリーライター(赤穂市・たつの市等)、御朱印ガール、仏像女子

赤穂義士ゆかりの「赤穂大石神社」で、節目ごとに登場する特別ご朱印が好調です。3月14日の御命日祭に向けて、2月14日からの1カ月間、松の廊下に立つ浅野内匠頭長矩侯を描いた特別ご朱印を頒布しています。

赤穂大石神社は、ご祭神を大石内蔵助良雄以下四十七義士命と中折の烈士・萱野三平命を主神とし、浅野家三代城主とその後の藩主森家七武将を祀る神社です。
元禄14(1701)年、江戸城中松の廊下で浅野内匠頭長矩が、吉良上野介義央に刃傷に及ぶという大事件、その1年10ヵ月後、家臣の内蔵助ら四十七士が主君の恨みを晴らしたという余りにも有名な「忠臣蔵」。その聖地ともいえる神社なのです。

特別ご朱印 初穂料500円
特別ご朱印 初穂料500円

その赤穂大石神社で、2月14日からの1カ月間、授与される特別ご朱印がこちら。
赤穂事件の発端となった江戸城、松の廊下に立つ浅野内匠頭長矩を描いています。
こちらの絵を担当するのは、飯尾宮司のいとこにあたる「いいおみきお」さんです。大阪芸術大学出身で、絵画塾なども主宰している大阪在住のアーティストです。
お正月用の羽子板に絵を描いたり、あまびえの判子を作ったりと、社内にはいいおみきおさんの手がけた作品が飾られていたので、なじみのある方も多いかもしれませんね。

上は、お正月に頒布された「お正月特別ご朱印」。
1000部用意されたそうですが、元日の夕方にはすでになくなっていたという人気ぶり。

こちら従来の御朱印の3倍の大きさで迫力があります。
壬寅歳に合わせ眼光鋭く邪気を祓う勇猛な虎と、兜頭巾を掲げ見得を切る大石内蔵助を描いた図柄で、力みなぎる内容に元気をいただいた参拝のお客様も多かったでしょうね。

こちら、3つ折りのたとう付です。
同社所蔵の一勇斎國芳画・歌舞伎の一場面の浮世絵「両国橋引き上げの図」からの引用で、本懐を遂げ意気揚々と橋を渡る義士の姿が描かれているのも、さすが「大願成就」の神という感じで、このたとうからも力をもらえそうです。

「お正月の特別ご朱印もすごい人気で、あっという間になくなったのにはびっくりしました。でも喜んで下さる方がいっぱいいらっしゃって。地方の神社にわざわざ参ってくださるので喜んでもらってこそと思っています」と飯尾宮司。

今後も、春の義士祭、輪越、義士祭など、節目ごとの頒布を予定しています。

ご朱印は、社務所向かって右側に受付がありますので、そちらでいただいてくださいね。

赤穂大石神社
住所:赤穂市上仮屋131-7(旧城内)
電話番号:0791-42-2054
参拝時間:8:30~17:00
参拝料:なし(大石神社義士史料館は450円)
http://www.ako-ooishijinjya.or.jp/

フリーライター(赤穂市・たつの市等)、御朱印ガール、仏像女子

フリーダムな仕事人で、居住地・赤穂から、兵庫県を中心とした関西一円を飛び回っています。旅行が好き、旅先でおいしいものを食べるのが楽しみな食いしん坊です。手がけた「乙女の御朱印めぐり旅」シリーズ(共著)で紹介しきれない神社仏閣の魅力、女子目線でのグルメやショップ情報、イベント情報なども、西播磨発(赤穂市・相生市・たつの市・宍粟市・赤穂郡・佐用郡)でお届けできたら幸せです。

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