ガーデニングも猫を飼う気持ちで!猫に例える植物の育て方
こんにちは、園芸愛好家のグロ子です。
3月に入るとホームセンターに様々な植物が並びます。
ガーデニングを難しく考えていませんか?
植物を買ってきて育てれば、それがもうガーデニングです。
「植物を買ってもちゃんと育たない」
こんな話を良く聞きます。
それは基本的な何かが抜けてしまっているのかも。
ペットの猫ちゃんは元気ハツラツなのにガーデニングは苦手。
そんなことはあり得ません。
猫を大事に出来る人ならガーデニングは簡単なのです。
植物も猫も一緒。
そんな無茶苦茶な気持ちでガーデニングを始めてみましょう。
土は植物のペットフード
猫を飼う時、その猫に合わせたペットフードを選びます。
その気持ちで、花を植える時には園芸用の培養土を用意してください。
園芸培養土には保水性があり、適度な肥料も配合されています。
土は植物にとって、家でありペットフードなのです。
目的にあった土を使うこと、これが一番大切な基本です。
観葉植物には観葉植物専用の土を使いましょう。
猫の餌には常に気を配っていることと思います。
植物にもそこらへんにある適当な土を使うのはやめましょう。
不適切な土に植えると、水や肥料をいくらやっても植物の根には吸収されません。
一度使った培養土を使う場合、必ずほぐして害虫や害虫の卵の有無を確認し、土壌再生剤を混ぜてから使って下さい。
植物を家に慣れさせる
植物を家の環境に慣れさせましょう。
店頭で売られている花は、種苗工場のハウス内で温度管理のもと育成されています。
花によっては、育ってきたハウスの温度と外の気温のギャップに戸惑っているものも。
シーズン当初に売られている花苗は、買ってきてすぐに植え替えると枯れてしまうことが多いのです。
猫が初めておうちにやって来た時、慣れてくるまでそっと見守りますよね?
花苗も同じです。
環境が大きく変わった花にいきなり植え替えは厳禁なのです。
ポットのまま明るい日陰に置き、水だけやってまずは外気温に慣らしましょう。
すぐに植え替えする必要がない室内管理の鉢花や観葉植物の場合、ラベルを確認して適温に近い場所、一日の温度変化が少ない場所に置きましょう。
電化製品の熱や排気は植物の天敵です。
根が健康な状態にあるか注意しよう
苗の根は本来扇型に広がるもの。
鉢植えの植物は、根が鉢の中でだんだん窮屈に絡まって育ちます。
ポリポットの花苗はそのままでは長く育ちません。
鉢花や観葉植物も時間が経つと根詰まりし、大きな鉢に植え替えする必要がでてきます。
植物を植え替えるときは、根鉢を崩し、傷んだ根を取り除いてください。
この作業をやらないと、根は土の中で広がらず固まったままになってしまいます。
植える土もよくほぐし、必要に応じて堆肥や固形肥料を加えておきましょう。
環境が整っていないと、根が伸びても定着しません。
参考記事:【花と野菜の違い】根鉢を崩す?崩さない?
これはハウスやトイレが今の猫ちゃんに合っているか確認するのと同じです。
猫の成長とともに生活用品を買い替えるように、植物の根が土に馴染んでいるかを気にしてください。
植え替えの時に根鉢を崩すのを嫌う植物もあります。
猫ちゃんもその子によって好みがあるのと一緒ですね。
花の置き場を考えよう
それなりに気をつけていても、植物を枯らしてしまう。
それはたぶん置き場が悪いのです。
全く陽の当たらない場所で育つのは、ポトスなどの限られた観葉植物だけ。
植物は太陽が当たらないと光合成できないし、水と新鮮な空気がないと根が腐ってしまいます。
猫を飼う時は、室内に運動できる場所を作ってやります。
室内飼いであっても、ストレスなく暮らせるように配慮します。
植物も同じです。
猫なら動物虐待にあたるような場所に、悪気なく植物を置いたり植えたりしている人がいます。
植物のいるべき場所は、観賞しやすい場所ではなく、植物が育つ環境が整っている場所です。
太陽と新鮮な空気がない場所では、植物を虐待していることになってしまいます。
猫ちゃんの気持ちになる要領で!
猫ちゃんの調子が悪いと「何が原因なんだろう…」と無意識に猫の気持ちになって考えます。
それと同じように、植物の調子が悪い時は植物の気持ちになって考えてみてください。
人間の都合のみ考えた場所に置いたり植えたりしていないか。
しょっちゅう水やりを忘れていないか。
水やりを忘れがちな人は、水やり器をつかってもいいと思います。
留守にする時間が長い人のために、猫ちゃんにも水飲み器ってありますもんね。
視点を替えると気付かなかったものが急に見えてきます。
猫ちゃんに寄り添うように、植物にも寄り添ってみてください。
そして猫ちゃんとともに、植物も暮しのパートナーにしてください。
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