【ガーデニング】秋植え球根を植えよう!キレイに咲かせるちょっとしたコツと裏ワザ
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。
秋植え球根の季節がやってきました。
植えておけばほったらかしで春には可愛い花を咲かせてくれる秋植え球根。
誰でもすぐに始められるガーデニングです。
植えっぱなしOKの秋植え球根ですが、植え付け時にちょっとした工夫をするだけで春に大きな差が出ます。
同じ植えるならキレイに咲かせたい!
ぜひ以下のやり方を試してみて下さい。
植え付け適期のギリギリ最後に植える
地球温暖化で日本の四季は20年前とはかなり変わってきています。
何をオーバーな…という方もおられるかと思いますが、この10年間で夏は平均気温が上がるだけではなく、その期間も長くなっています。
ギリギリまで暑い夏が終わらず、秋を飛ばしていきなり冬が始まる傾向が強まっている。
つまり秋植え球根といいながら、植えているのは事実上夏の終わりということになるのです。
おかしなことに、球根が園芸店に出回る時期は前倒しになっています。
買った球根を植え付け適期がきた早々に植え付けてしまうと、「暑さで球根が腐る」「春を待たずに発芽する」などの弊害があります。
これで球根をダメにしてしまうパターンが最近とても増えています。
秋植え球根は早めに植えず、植え付け適期の最後に植えて下さい。
とにかく球根の下を深く耕す
球根を植える時、球根を植える深さだけ穴を掘って植えていませんか?
大抵の人はそうだと思います。
この時に球根を植える下の土も、30cmを目標に耕して下さい。
あくまで目標なのでそれ以下になっても構いませんが、要はそれくらいの勢いで耕して欲しいということ。
これだけで驚くほど球根の生長が違ってきます。
球根下の土を耕しておくと、根を広く深く張ることができるので、葉も大きく太い茎が上がってきます。
同じ球根を植えても、下の土を耕しているだけで花は大きく、長く咲きます。
球根の植え付け時は、その下の土を深く耕してから植えましょう。
必要なのは肥料ではなく堆肥か土壌改良剤
球根専用肥料という、長くゆっくり効く肥料があります。
深く耕せっていうから耕したけど、そこにこれを使えばいいの?とお思いかもしれません。
球根植え付け時、深く耕した土に混ぜるのは肥料ではありません。
混ぜるのは堆肥。
堆肥がなけれは土壌改良剤を混ぜて下さい。
土壌改良剤には混ぜてしばらく植え付けができないタイプとすぐに植え付けができるタイプがあります。
すぐに植え付けができるタイプは堆肥の代わりに使えるのでとても便利ですよ!
球根はそれ自体に栄養を蓄えているので、発芽まであまり肥料を必要とはしていません。
専用肥料を使わなくても、肥料は発芽後に液肥を与える方が簡単です。
今必要なのは、土に腐植物を混ぜて土に保肥力をつけておくこと。
そしてその土に根がしっかり張る環境を整えてやることです。
球根の勘違い発芽のケアも忘れずに!
球根は品種によって埋める深さが違います。
でも正しい深さに植え付けても、季節を勘違いして冬に発芽してしまう球根が必ずあります。
チューリップやフリージアは暖かい日が数日続くと冬でも発芽してしまいがちです。
春が来たわけではないのでその後もまた寒い日が続きます。
すると発芽して地上にでた葉先は枯れ込んで見苦しい茶色になってしまいます。
そしてそのまま春に花を咲かせてしまう。
花は咲いてるのに葉っぱは枯れているという残念な結果になってしまいます。
勘違いし発芽で葉が地上に出てきてしまったら、藁や枯草を被せて枯れないように保温してやって下さい。
適当なマルチ素材がなければ、ふんわり土を被せてもいいでしょう。
葉の間に土が入り込んでしまいますが、春になってからジョウロで水を流せばきれいに取り除けます。
春に可憐な花をたくさん咲かせてくれる秋植え球根。
一度植えればその後何年も花を咲かせる品種もあります。
お庭の片隅でも鉢植えでも、ぜひ植えてみて下さいね。
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