横浜市地域情報クリエイターのみうけんです！

ちょっと小腹がすいた時にありがたい、食べ歩きできる軽食。

コンビニでも個人飲食店でも、いろいろな種類の食べ歩きグルメが売られていますよね。

今回紹介するのは、ちょっと変わった珍しい食べ歩きグルメ。

ビールのお供に最高で、お子様のおやつにもお食事のおかずにも重宝する逸品です。

そのお店は、鶴見の南米＆沖縄タウンにある「Bombar」さんです。

もともと、横浜市は山下町の中華街、山手の洋館、福富町のコリアタウン、末吉町のタイタウン、泉区のベトナムタウン・・・と異国情緒と文化が花開いてきた地。

鶴見区の潮田地区は沖縄県出身者と南米系出身者が多く住む、南国でラテンな土地柄です。

ここ「Bombar」さんは地元で人気のブラジル料理屋さん。

もちろんイートインがメインですが、テイクアウトも店頭にいくつか用意されています。

※メニュー名は店頭での表記に準じています。

◆COXINHA（コーシンニャ：４００円）

鶏肉のささみ入りブラジルコロッケ。

しずく型の特徴的なビジュアルで、どっしりとした重みがあります。

これはほぐした鶏肉を衣で包み、油で揚げたブラジル風のコロッケ。バーや軽食店でもよく見かける人気のコロッケです。

むっちりした衣の中には、旨味をしっかりと閉じ込めた鶏のささみがギッシリと入っています。

◆KIBE（キビ：４００円）

もともと中東の料理だったという、KIBE（キビ）。

これは小麦を精白せずに外皮や胚芽などとともに製粉した全粒粉が主な材料。

その全粒粉に牛肉をたっぷりと混ぜて揚げた、揚げハンバーグといった感じでしょうか。

こちらもブラジルで根強い人気を誇る一品だそうです。

表面はサクッと、中はどっしりむっちり。

噛み締めるごとにお口全体に広がる旨味は、牛肉ならでは。

全粒粉なので精白された小麦粉よりは栄養価も高く、腹持ちも良いのが特徴。

これだけでビールが何杯でもいけてしまいそうな、しっかりしたおつまみです。

◆BOLINHO DE CARNE（ボーリンニョ・デ・カルネ：４００円）

いわゆる、牛ひき肉入りコロッケです。

先ほどは鶏肉のささみでしたが、こちらは牛のひき肉が入っています。

開けてみると、牛のひき肉がたっぷり。

まるで中にハンバーグが入っているかのようなボリューム感で、食感もしっかり。

これはかなり食べ応えもあるし、栄養価も高そうですよね。

ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにも万能な逸品です。

◆EMPADINHA（エンパデーニャ：４００円）

コロッケが続きますが、こちらはブラジルのパイとなります。

中に入る具材はいろいろなものがあり、それによって微妙に料理名も違ってきます。

パイというよりも、キッシュを思わせるようなむっちりとした質感の生地。

中にはヤシの新芽がたっぷり入っていて、シャクシャクな食感は優しい味わいの穂先メンマのよう。

むちっと、シャキッとした食感に、優しいミルクのような風味を感じます。

これはお子様のガッツリ系おやつとして人気が高そうです。

◆◇◆後記◆◇◆

いろいろな国の方々が集まり、いろいろな国のお料理が集まる横浜市。

横浜中華街での食べ歩きも面白いですが、このようにちょっと変わった食べ歩きというのも面白いもの。

この界隈には沖縄物産店やブラジル食材店なども何軒もあり、眺めているだけで楽しい街です。

身近な南国を感じに、鶴見にお出かけしてみてはいかがでしょうか。

お試しを！