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《餃子一番》横浜のネオ中華街・関内で見つけた本格中華!本格メニューと餃子がウリの名店【横浜市中区】

みうけん地域情報発信ライター(横浜市)

横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!

世界的に有名なチャイナタウン、横浜中華街。

しかし、横浜市には中華街の他にも本格的で美味しい中華料理を出すお店がいくつもあります。

今回は、そのうちの一軒。

位置的には、地下鉄の伊勢佐木長者町駅と京急の日の出町駅の中間となる「餃子一番」さんです。

店内は広くて清潔感があり、テーブル席がたくさん並んでいます。

店内は大変にぎわっており、この日も多くの中国人のお客さんで満席に近い状態でした。

店内は喫煙が可能なので、愛煙家も多く集まるお店でもあるようですね。

「餃子一番」というと、まるで全国展開しているチェーン店のような名前ですが、メニューを見るとその実力がよくわかります。

中華といったら、炒め物と煮込み料理。

大人数でワイワイと取り分けたいお料理がズラリ。

このお店は、中国東北地方の郷土料理と四川料理がお得意な様子。

左下の「醤大骨」は個人的に大好物です。

大人数でなくともお一人さまでも楽しめる、麺類や炒飯なども豊富。

中国東北冷麺は北朝鮮と国境を接する延辺朝鮮族自治州でよく食べられるもので、その発祥は日本の盛岡冷麺の祖ともなった平壌冷麺です。

さらに、おひとり様に嬉しい定食も勢揃い。

ランチタイムはご飯お代わり自由というのも嬉しいですよね。

※上記メニュー写真はごく一部です。

◆牛腩香辣手擀面(シャンラー牛バラ肉ラーメン:950円)

今回頂くのは、このメニュー。

一人だったのでサクッと麺をいただきました。

シャンラー(香辣)は、いろいろな香草の香りに唐辛子の辛さを合わせた味わい。

マーラー(麻辣:花椒のしびれと唐辛子の辛さ)も好きですが、シャンラーもまた美味しいですよ。

スープはものすごくアツアツで、トロッとしたトロみがあります。

牛骨をじっくり煮出した優しいコクに、爽やかな香りとスキッとした辛さの対比がいいですねぇ。

最初は出汁が優しいように感じますが、食べ進むとしっかりしたコクを感じます。

とにかくスープがしっかりと熱いので、ヤケドには充分注意です!

麺は平打ちのウドンのような、軟らかめの麺です。

メニュー名にある「手擀」は「手打ち」の意味で、手打ちならではのプリッとした触感がたまらなく美味しいです。

わずかにウェーブした表面がスープとよく馴染むし、量もしっかりあって食べ応えもじゅうぶん。

具材はしっかりと煮込まれた牛ばら肉で、むっちりとした食感。

トロトロと言うよりもミッシリとした肉の食感を残したお肉で、噛めば噛むほどおいしさがあふれます。

麺たっぷり、お肉たっぷり、ほうれん草たっぷり。

体も喜ぶ優しさ、しかし満足感の高いガッツリかげんで、なかなか満足度の高いお食事となったのでした。

◆◇◆後記◆◇◆

今回は麺を紹介し、メニューも大皿料理が多いことを紹介した、ここ「餃子一番」さん。

本来は、その名前の通り餃子がウリなようで店内の至る所に水餃子の広告が掲出されていました。

本場中国では、餃子といったら水餃子。

焼き餃子がお店で出てくることは、まずありません。

今回頂いた麺ももっちりしていて美味しかったので、この「餃子一番」さんの水餃子もきっと間違いはないでしょう。

若葉町の本格中華料理、「餃子一番」さん。

お試しを!

餃子一番 【Rettyページ】
045-243-8098
横浜市中区若葉町1-1 中村ビル 1F
※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。
※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。
※この記事はお店の方の許諾を得て撮影・掲載させていただいております。

地域情報発信ライター(横浜市)

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。

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