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「ピーチパイン」を料理人が本音レビュー|正直すぎる感想に…『超参考になった!!』

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

突然ですが、皆さん「ピーチパイン」をご存知ですか?

私は名前自体、聞いた事がありますが、今まで一度も食べて事がなかったです。しかし、先日スーパーに足を運ぶと『んん??』と思わず、立ち止まりました。

見たことのないパイナップルが売られており、近づいてみると…ピーチパインと書かれており、心の中で『これがあの噂のピーチパインかぁ!』と思いました。

値段を見てみると…1個で1000円。1個で1000円は案外高くないのでは?と思いつつ手に取ってみると…思わず『ちっさ!』と声が漏れました。ピーチパインは1個600gと、小ぶりの品種みたいです。分かりやすくいうと、通常のパイナップルの1/2のサイズ。

好奇心に勝てず、買って食べてみることにしました!

私の記事をよく読んでいる方ならお気づきかと思いますが、今回の記事は普段と少し違います。初の『実食シリーズ』となります!料理人である私が忖度なしに本音レビューします。ピーチパイン気になっていたけど、食べたことない方はぜひ、最後まで読んで購入の判断材料にして下さいね!

ピーチパインについて!

食べる前に、ピーチパインの歴史について少し触れていきたいと思います。

【ピーチパインとは】
1999年に品種登録された、沖縄生まれの新しい品種のパイナップルです。

20年以上も前なんですね…なんか、もっと最近のイメージがありました!

また、ピーチパインの旬は4月頃から7月中旬頃。そして、主要産地は沖縄県で特に西表島、石垣島、沖縄本島北部などに限られています。また、栽培が難しく「酸性土壌」でしか栽培されていません!つまり、貴重なパイナップルなのです!!

美味しいピーチパインの選び方

せっかくなので、皆さんに「美味しいピーチパインの選び方」を伝授したいと思います。通常のパイナップルとは少し選び方が異なるので、ぜひ参考にしてみて下さい!

★ 皮の色が濃いもの
★ 甘い匂いがするもの
★ 持ったときに重量感があるもの

以上の3つになります。皮の色が赤みが強くなってくると、果物は熟しすぎて発酵状態になることがあります。その場合は早めに食べて下さい!

実食してみた!

お待たせしました、お待たせしすぎたかもしれません!

期待に胸を膨らませつつ、半分にカットしていきます。

『白い!?白いだと?』通常のパイナップルより、かなり色が白いです。

半分にカットして「色」に驚いたのはもちろんですが、それよりも「香り」に驚きました。明らかに通常のパイナップルにはない芳醇な香りが鼻に漂ってきます!

ひと口サイズにカットしてみました。なんか、パイナップルというより、りんごに見える気がします。いよいよ、運命の瞬間です。

パクリ…『ピーチはどこ?』って思いました。『ピーチ!ピーチ!』と脳内再生しながら食べたせいなのか?ピーチの味が全くしませんでした。かと言って、通常のパイナップルとは何かが違います。

表現するならば…ピーチのような芳醇な香りが鼻から抜ける感じです。

味でなく、香りです!!!

そして、もう1つびっくりした事があります。それは…量の少なさ!

カットして、お皿に盛り付けてみると…これだけ!?と思わず、声が漏れるほど。

結論

正直な感想…産地である沖縄でなら、もう1度食べたい!スーパーではもう買わないかな。

正直、ピーチパインは期待以下でした。『他の人はどう思ってるんだろう』と思い、ネットで口コミを見ていると、ある事が分かりました。それは…美味しい口コミはだいたい産地である沖縄で食べた人!

自分はスーパーではもう買わないかな。ただし、『ピーチパインを食べた!』という経験は大事なので気になっている方はぜひ食べてみてください。

※今回のレビューは、私個人の感想ですので、参考程度にお考えください!

【料理について学びたい人へ…】
意外と知らない!デコポンと不知火の違い」を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さい!

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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