【秋田県大仙市】憩いの喫茶店!大仙市協和『アンティーク』で過ごす至福のランチタイムとは?
大仙市協和の心温まる喫茶店『アンティーク』とは?
その喫茶店では吉田拓郎の「結婚しようよ」が流れていた。
先日年内での引退が発表された日本を代表するフォークシンガーの名曲を聴きながら、私は大仙市協和の『アンティーク』でメニューと睨めっこをしていた。ハンバーグ、パスタ、えびピラフ、喫茶店と言えばカレーも食べたくなる。そんな優柔不断な私の隣のテーブルでは、協和マダムのランチトークに花が咲いている。
店内はクラシカルな雰囲気で1970年代のフォークソングがよく似合う。ああ、ここでは文庫本をお供にゆっくりコーヒーを味わうのもアリだな。ランチメニューを眺めながら、ひとり頷く協和の昼下がり。『アンティーク』はそんなくつろぎの空間が広がっている。
品書き
『アンティーク』のランチメニューはこちら。
ハヤシライスセット:1,100円、本日のパスタセット:1,050円、ハンバーグセット:1,100円、えびピラフセット:1,000円、喫茶店のカレーセット:980円、牛丼セット:980円、海老フライプレート(2本):1,150円、とんかつプレート:1,150円、ジャンバラヤセット:1,000円と食欲をそそるメニューが並んでいる。全てのセットメニューにプチケーキやコーヒーが付いているのも嬉しい。
迷った挙句、今回私がチョイスしたのはハヤシライスセットだ。こちらのお店のナンバーワンメニューに手招きされ、決められない男もいよいよ意を決した格好だ。
憩いの喫茶店で過ごす至福のランチタイムとは?
ハヤシライスセットが到着。メインのハヤシライスの周りにサラダ、小鉢、プチケーキ、アイスコーヒーが並ぶ。主役も脇役も全員集合。テーブルが賑やかになったが、その中でもやはり気になるのはメインのあいつだ。
喫茶店で食べるハヤシライスは格別だ。トマトの爽やかな酸味が食欲をそそる。ほど良い甘味とコクが牛肉や飴色の玉ねぎを包み込み、ご飯との相性もバッチリだ。人気ナンバーワンは伊達じゃないな。スプーンを動かす手を少しだけ速めながら、私はこっそりと納得した。
メインを完食した後は、プチケーキwithアイスコーヒーでブレイクタイム。至れり尽くせりのハヤシライスセット。店員さんとの会話も弾む至福のランチタイムだ。
ちなみに店名の『アンティーク』は元々オーナーさんがアンティーク調のモノが好きだったことが由来なんだとか。店内にはカラオケ設備もあり、お酒を飲んだ後はこちらのお店でのど自慢大会が協和シティの定番コースのようだ。
夜はまた別の姿が見られそうな憩いの喫茶店・アンティーク。親切な店員さんに見送られながら、またひとつ大仙市に私のお気に入りの店ができた。
【店舗情報】
軽食喫茶アンティーク
住所:秋田県大仙市協和境字野田28-3
昼の営業:11:00~14:00(火曜、水曜、木曜)
夜の営業:19:00~23:00頃まで(金曜、土曜)※要予約
電話番号:018-892-3635