6月20日(木)五輪チケット詐欺に注意! 東京五輪抽選結果発表までに主催者がやるべきこと!
KNNポール神田です。
いよいよ、2019年6月20日(木)より、東京2020 五輪のチケットの抽選販売が開始となる。購入できる期間は、2019年7月2日(火曜日)までの13日間だ。 そして、気になるのは、その2週間弱の購入期間での購入イメージが、まったくできないことだ。
予約の申込みが終わってから『チケッティングガイド』という便利なPDFがアップロードされている。なぜ、これを最初に公開できなかったのだろうか?
https://tokyo2020.org/jp/games/ticket/data/Ticketing_Guide_JP.pdf
これは、スケジュール発表時に公開し、チケット予約の時に配布すべきだった。今回の東京五輪、すべてが後手後手にまわっているのが、すべてに共通した特徴だ。
現段階で、抽選発表となるのは、2019年6月20日(木)だが、時間は発表されていない。おそらく発表するとアクセスが集中するからだろう。しかし、いったい何時にアクセスすればよいのだろうか?また、前回同様に、大行列になるだろうから、購入期間は13日あるので、初日のアクセスはあきらめようと考えている。
また、抽選結果がメールでもくるらしいが、送信アドレスは果たして 『info@mail.tokyo2020.jp』から届くのかだろうか?
現在、申込者に届くメールは、すべて 『info@mail.tokyo2020.jp』から届いている。であれば、このメールアドレス以外からは届かないと宣言しておくべきではないだろうか?詐欺メールを防止するためだ。
これまでのメールで注意しておきたい事は、常に、 info@mail.tokyo2020.jp のドメインから届いていることと、購入期間中の6月20日から7月2日の支払い締め切りまでに購入しなければ自動的に当選が失効すること。そして、もう一つ重要なことがある。
■URLが張り付いていたら偽メールだと思え!
2019年6月20日(木)に届いたメールで、『URLが張り付いていたら偽メール』だということをもっと告知しておかなければならない。一部のメディアにしかこの件は開示されていない。なぜ、公式サイトで警鐘しないのだ?
このメールにURLが記載しないという事は、チケッティングガイドにも一切記載がないし、公式サイトで警鐘すべきだ。
もちろん、正確に、『東京五輪』で検索し、必ず、『東京2020観戦チケット』のページ
https://tokyo2020.org/jp/games/ticket/
にランディングしてから、『東京2020ID』のログインIDが必要とされる『東京2020公式チケット販売サイト』
で購入しなければならない。いまから、詐欺サイトに送り込まれないように警戒しておこう!
チケットの枚数が多いと、高額になっているだろうし、紛らわしいメールアドレスから、当選したからこちらでということのクリックが可能なメールが詐欺でおくりつけられるケースも容易に想定できるので細心の注意が必要だ。
■まずは、抽選で当選した人のガイドをいまから掲示しておかなくてはならない
そして、第二に 2020年春頃からサービス開始予定の『公式リセールサービス』も購入が発生する前に正式にリリースしておくべきだろう。
■すべてが後手後手になるのは、これを最後にしたい…
チケッティングガイドは便利だが、事務局は、スマートフォンで確認してみたことがあるのだろうか?
https://tokyo2020.org/jp/games/ticket/data/Ticketing_Guide_JP.pdf
とてもじゃないが、スマートフォンでの閲覧は不可能だ。
これらの情報もPDFではなく、スマートフォンで確認できるようにしておくべきだろう。
いろいろな諸事情やオトナの事情は理解できるが、せめて、国民が一斉に動き出すことは二手先、三手先まで予期しておきやっておくことだろう。
そしてなによりも、今回のチケットサービスを提供しているのが、ワールドワイドオリンピックパートナーの『ATOS』のシステムであることを理解しておき記憶にとどめたい。ウェブで大行列という歴史に刻む快挙であった。まだ、6月20日(木)までには時間がある。
詐欺などにだまされないように、主催者がやれることはたくさんある。