こんちはー！地域情報発信ブロガー『長崎ブログーッ！』です。

戦国時代より国際貿易港として栄え、西洋文化がいち早く伝播した長崎では、古い歴史を刻む喫茶店が今も脈々と営まれています。

その一つ、1946年（昭和21年）創業の『珈琲 冨士男』は、長崎人の憩いの場として古くから生活の一部となり、遠藤周作の『砂の城』にも登場するレジェンド喫茶です。

バーテンダーが淹れる本格珈琲とホットサンドがセットになった「珈琲セット」で、最高の寛ぎを堪能してきましたーっ！

場所と外観

鍛冶市通りを寺町方面へ向って、交差点手前の左手です（「思案橋電停」から徒歩3分）。

Googleマップ（外部リンク）

内観

店の自動ドアを抜けると、珈琲の芳香に包まれたクラシックな内観が広がり、古き良き昭和の情景に酔いしれます。

異国情緒が漂うシャンデリア、柔らかい背もたれのソファ席、べっ甲の材料「タイマイのはく製」。ファンタジーノベルに出てくるようなアンティークインテリアは、羽を休めるにはギガウルトラモンスター最高MAXですやん。

メニュー表

珈琲または紅茶・トーストがセットになった「モーニングサービス」もR（9:00～11:00）。

人気メニュー「珈琲セット」をレポ！

ホットサンドに、ミニサラダ、ゆで卵、ドリンクが付いた腹ペコ太郎の強い味方「珈琲セット」。

※ドリンク ⇒ 珈琲、紅茶、ミルク（ホット・アイス）から選択して。

瑞々しいフルーツがふんだんに盛られた「ミニサラダ」で食物繊維・ミネラルを、「ゆで卵」でたんぱく質を補給できる栄養バランス抜群の内容。

キツネ色に焼かれた食パンは、カリッと香ばしい食感が良質なファーストインプレッションを奏でます。

具材は「スモーキーなハム」と「シャキシャキきゅうり」、そして大人テイストの辛子と王道の組み合わせ。

ふわふわ食感のサンドイッチより、クリスピー感重視なら本品で。

（※しあわせの黄色いサンドイッチと呼ばれる「エッグのサンドイッチ」は、次回に紹介します。）

遠藤周作の『砂の城』で、冨士男は珈琲がおいしいと評された「バーテンダーが淹れるオンリーワン珈琲」。

ふわぁぁあと嗅覚をくすぐる芳香に、他の追随を許さない洗練された苦味で脳内トリップ！

※珈琲豆はテイクアウトできます。

エピローグ

大人のラグジュアリーな空間でいただく至高のサンドイッチと珈琲で、至福のひと時を過ごせました。

長崎のレトロ喫茶には欠かせない「食べるミルクセーキ」も提供しています。観光客の方も是非お立ち寄りください。

店舗情報

住所：長崎県長崎市鍛冶屋町2-12

Googleマップ（外部リンク）

営業時間：

9:00～17:00(L.O.16:30)

定休日：木曜

公式サイト（外部リンク）

公式Instagram（外部リンク）

電話番号：095-822-1625