【広島市中区】ボウル片手に好きな食材を自分で選ぶ麻辣燙!アレンジは加えず本場の味をそのまま提供!
広島市中区袋町にある「麻辣燙(マーラータン)」。
2023年3月15日にオープンした、本格中華料理が食べられるお店。
並木通りからうらぶくろ商店街へ入ってすぐの建物2Fにお店を構えています。
1Fは「半兵ヱ 広島パルコ前店」。
昼間に通りかかると半兵ヱの外観と同化してしまって、一見営業しているのかしていないのか分からない様子ですが、この看板が出ているときが営業中です。
お店はこちらの建物の2F。
階段を上がって2Fへ登っていきます。
しっかり営業中!
こちらのお店は、中国出身のご夫婦で営まれています。
奥様は来日9年、旦那様は4年と、日本語はめちゃめちゃ通じます。
(広島弁喋られていました!)
日本の中華料理店は、日本人の味覚に合うように少しアレンジが加えられており「本場の味」ではないと感じたという奥様。
「“本当の”中国の味を食べてほしい」という想いから、こちらのお店ではアレンジを加えず、本場のレシピで提供してくれます。
ダージーパイやザリガニ炒め、鍋包肉(ゴウバオロウ)と呼ばれる豚肉の甘酢あんかけなど本格中華がたくさん。
これら一品料理は全時間帯(11:00~22:00)で注文可能だそうです。
店内飲食はもちろん、テイクアウトも可能。
前述したダージーパイ(台湾風唐揚げ)やトルネードポテトなどは、食べ歩きにもぴったりです!
本格中華料理は多数ありますが、看板メニューは店名にもなった「麻辣燙(マーラータン)」。
「麻辣燙(マーラータン)」とは、麻辣スープに肉や野菜、春雨など好きな具材を入れて煮込んだ中華料理。
中国ではファストフードのひとつとして人気なのだそう。
麻辣燙(マーラータン)は、店内のショーケースから好きな具材を選んで、100g300円~で重さによって値段が変わるスタイル。
ボウルが大きいので少なく見えがちですが、入れすぎると軽く1,000円超えてしまうそうで注意書きもされてありました。
色んな具材があってどれも気になりますが、確かにあれもこれもと入れちゃうと軽く1,000円は超えそうです。
中華独特の食材もあるのか、目新しい食材もいくつかありました。
例えば「アヒルの血」。
見た目がすごくて、一体これは何なのか気になりますよね。
奥様曰く、食感はお豆腐、味はほぼ無味とのこと。
すごく気になるけど、無味と言われたものの、レバー系が苦手な筆者は見送らせていただきました・・・。
そんな感じで筆者が選んだ食材はこんな感じです。
- 乾麺
- とうもろこしの麺
- うずらの卵
- きくらげ
- レンコン
- ほうれん草
- 春雨
これで210g、630円でした。
食材を入れすぎると軽く1,000円超えちゃうと注意書きまであったので、いくらになるのかなぁと思っていましたが、その心配はよそにリーズナブルな価格に。
この選んだ食材が・・・こうです!
自分で選んだ生の食材たちが調理されてやってくると何だか一段と美味しそう!
ちなみに、スープの辛さは4段階から選べます。
- 0番【白湯】 辛い物が苦手な方へ
- 1番【ピリ辛】 初めての方向け(おすすめ)
- 2番【中辛】 旨辛でおすすめ
- 3番【大辛】 やみつきの辛さ
筆者は3番を選びました。
こっちが乾麺で、
こっちがとうもろこしの麺。
一杯で2種類の麺が味わえるのも、このシステムならでは。
選んだ食材紹介のところで「春雨」ってどれのこと?って思った人もいるかもしれませんが、こちらのことです。
この白い極太麺が、春雨からできたものだそうです。
見た目はお餅、食感はもっちり。
ほぼお餅でした。
辛さ3番をチョイスしましたが、確かに身体の芯から温まるような辛さ。
しかし、ただ辛いだけではなく、複雑なスパイスが融合して旨味が存分に詰まっていて食べ進める箸が止まらない。
本場・中国のレシピで提供されていますが、生粋の日本人である筆者の口にもとても合う一皿でした。
むしろ、これが本場の味か~と、行ったことのない中国の味を味わえて嬉しささえ感じます。
素敵な中国出身のご夫婦が運営されている本格中華料理店。
是非一度味わってほしい一杯でした。
また、新メニューも続々登場しており、飽きの来ないラインナップで営業されています。
5月下旬からは暑い夏にぴったりな「オレンジ味の冷麺」が登場予定とのこと。
どんな味なのか全く想像つかないですよね!
これは行って食べてみるしかないです。
麻辣燙(マーラータン)
TEL.080-3895-8293
所 広島県広島市中区袋町1-33沖田ビル2F
営 11:00~22:00
休 不定