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【思春期】「どうせ私は…」と落ち込む子に効果的だった!教師も実践した自己肯定感が高まる3つの方法

ナナホシ教育/子育て/学校

夏休みも終わりに近づき、「どうせ私は…」と落ち込む思春期のお子さんがいます。そんな子を心配しているお母さんの気持ちはよくわかります。多くの保護者の方から同じような相談を受けてきました。今回は自己肯定感が高まる状態になる共通点と方法を解説します。

自己肯定感が高まる共通点

自己肯定感の高い子どもには共通点があります。それは、自分の長所を知っていること、失敗を恐れずチャレンジすること、そして周りの人からの肯定的な言葉かけを受けていることです。それでは、こういった子供へはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。

1. 子どもの「小さな成功」に注目する

日々の生活の中で、子どもの小さな頑張りや成功を見逃さず、具体的に褒めます。これにより、子どもは自分の良いところに気づき、自信を持つようになります。

効果的な声かけ

「今日の晩ご飯の手伝い、ありがとう。野菜を切るのが上手になったね」

NGな声かけ

「やっと手伝ってくれたの?もっと早くからやってほしかったわ」

2. 「失敗」を「学び」に変える会話をする

失敗したときこそ、その経験から学べることがあると伝えます。失敗を恐れずにチャレンジする大切さを教えることで、自己肯定感が高まります。

効果的な声かけ

「テストの点数が思うようじゃなかったんだね。でも、この経験から何か学べることはある?」

NGな声かけ

「こんな点数じゃダメでしょ。もっと頑張りなさい」

3. 子どもの気持ちに寄り添う「傾聴」を心がける

子どもの話をじっくり聞き、気持ちを受け止めます。批判や否定をせずに共感することで、子どもは自分の存在を肯定的に感じられるようになります。

効果的な声かけ

「そんなふうに感じていたんだね。辛かったんだね。もっと詳しく聞かせてくれる?」

NGな声かけ

「そんなことで悩むなんてくだらないわ。気にしなくていいのよ」

まとめ

小さな成功に注目し、失敗を学びに変え、子どもの気持ちに寄り添うことで、自己肯定感は高まっていきます。すぐに変化は見られないかもしれませんが、継続的な関わりが大切です。焦らず、子どものペースを尊重しながら実践してみてください。思春期は難しい時期ですが、この時期の関わり方が子どもの将来を左右します。親子でこの時期を乗り越えていきましょう。

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