子育て中でも手軽にできる!心を癒す方法とは?
こんにちは、チャイルドコーチングアドバイザーのピッグママです。
今年は過去5回に渡り、育児中に自己理解を深め、5つの心理テストを用いてストレス耐性を高める方法などをご紹介してきました。
今回は、育児中でも手軽にできる心のリラックス法をご紹介したいと思います!
自分自身を知るのはエネルギーが必要
自分の心を理解するのは楽しい半面、心理的負担が強くかかる作業でもあります。
自分の強みがわかる一方で、弱みにも気づき、受け止めなければいけません。
自己理解は大切なことではありますが、常に向き合い続けていると、心が疲れてしまうのも事実です。
心が疲れ切ってしまう前に、育児中でも手軽にできる「自分を癒す方法」を見つけてみましょう!
心の働きを担っているのは「脳」
私たちは、驚いたり興奮したりすると心臓がドキドキしたり、辛いことがあると、胸が苦しくなったりしますよね。
このような身体的反応から、心は胸や心臓と深い関わりがあるように思いますが、実際には「脳」が心の働きを担っています。
胸や心臓が反応するのは、脳が指令を出しているためで、脳の働きを理解することは、人間の心を理解するのに役立ちます。
近年の脳研究の進歩によって、「海馬」が記憶や学習における大切な役割を担っているという情報を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
行動の自発性や計画性に関連する「前頭連合野」など、心の動きとして捉える「感情」や「意欲」は脳と深く関係しています。
スマートフォンの普及により、いつでも手軽に情報を得られるようになり便利になった一方で、情報量と判断する機会も増え、脳は疲れているかもしれません。
香りや色の効果
近年、アロマオイルやお香を楽しむ人も増え、100円ショップなど身近なお店でも手軽に購入ができるようになりました。
アロマオイルやお香の香りは、ただいい香りがするだけでなく、脳に刺激を与え、ホルモン分泌にも影響を与えます。
心を鎮めたり、高揚させたりする効果もあると言われており、その効果を期待して香りを選ぶこともあるでしょう。
気持ちを落ち着かせたいときには「ラベンダー」や「カモミール」が有効です。
疲れた心を癒したり、ぐっすり眠りたいときにおすすめで、安心できる効果があります。
落ち込んだ気分を元気にさせたいときには柑橘系の「グレープフルーツ」や「オレンジ」も効果的です。
「今日は活発に過ごしたい!」と思ったときは、「オレンジ」や「イエロー」をファッションに取り入れてみてはいかがでしょうか。
「今日は心穏やかに過ごしたい」と感じた際は、「ブルー」や「グリーン」などを取り入れてみてもいいでしょう。
いつもと違うファッションをしてみることは、いい気分転換にもなります。
ペットを飼っていたり、お子さんが小さく「オイルやキャンドルを置くのは心配...」という場合は、自分が使うタオルやハンカチなどにオイルを1滴垂らして、気分を落ち着かせたいときに香りを楽しむ方法がおすすめです。
蒸しタオルで顔や首の後ろを温めるのも、手軽にできるリラックス方法です。(火傷や火災には十分に注意をしてください。)
ココアに含まれるテオブロミンという成分には、疲労回復効果もあるといわれているので、1日1杯あたたかいココアを飲むのもいいでしょう。
子育て中でも手軽にできるリラックス方法3選
- アロマオイル、アロマキャンドルなどで香りを楽しむ
- 気分に合った色をファッションに取り入れてみる
- あたたかいココアを飲んで疲労回復
次回は、育児中の『カラダの疲れ』に着目したいと思います!
参考文献:
『生理心理学ー脳のはたらきから見た心の世界』著:岡田隆、宮森孝史、廣中直行、サイエンス社(2006年)